【連載】ラグビー部 新体制特集『One Shot』
【2025.5.13早稲田スポーツ】
昨季は17年ぶりに関東大学対抗戦全勝優勝を達成し、近年で最も『荒ぶる』に接近した1年であった。しかし、決勝で帝京大に15ー33と悔しい敗戦を喫し、あと一歩のところで悲願の日本一を逃した。新体制となった早大は昨季から主力として活躍していたCTB野中健吾(スポ4=東海大大阪仰星)を主将に、FL田中勇成(教4=東京・早実)を副将に据える。決勝でのリベンジを果たすべく、悔しさを胸に『日本一』を誓う彼らの胸中を伺った。
第1回 スタッフ対談 谷口宗太郎主務×渡邉琉斗副務×高橋侑誠×吉田慎太郎
第2回 委員会対談 PR勝矢紘史×CTB金子礼人×LO栗田文介×NO・8玉川皇一×WTB山下一吹
第3回 主将・副将・寮長対談 CTB野中健吾主将×FL田中勇成副将×FL萩原武大寮長
第4回 監督対談 大田尾竜彦監督
第1回 谷口宗太郎主務×渡邉琉斗副務×高橋侑誠×吉田慎太郎
取材、編集 村上結太、大林祐太
初回を飾るのは谷口宗太郎主務(人4=福岡・修猷館)、渡邉琉斗副務(法4=東京・本郷)、そして委員を務める高橋侑誠(政経4=東京・早大学院)、吉田慎太郎(政経4=東京・早大学院)の4名。スタッフとして悲願の『荒ぶる』にむけ、チームを裏から支えることで日々奮闘を続ける彼らの熱い思いを伺った。→続きを読む
◆吉田慎太郎(よしだ しんたろう)
東京・早大学院出身。政治経済学部4年。選手時代はFBとして活躍されていました!音楽鑑賞が趣味で、最近は様々なアーティストのカップリング曲を聴くのがマイブームだそうです!
◆渡邉琉斗(わたなべ りゅうと)
東京・本郷高出身。法学部4年。副務と選手を兼任するマルチプレーヤー。谷口主務からは「本当に頭が良い」と太鼓判を押されるほど信頼を得ているそうです!
◆谷口宗太郎(たにぐち そうたろう)
福岡・修猷館高出身。人間科学部4年。選手時代はFLで、高校時代は主将も務めていました!現在は早大ラグビー部の主務として、部の要となるポジションで日々業務をこなしています!
◆高橋侑誠(たかはし ゆうせい)
東京・早大学院出身。政治経済学部4年。選手時代はSHとして活躍していました!最近は1度挫折してしまったプリズンブレイク鑑賞に再挑戦しているそうです!
【第2回】委員会対談 PR勝矢紘史×CTB金子礼人×LO栗田文介×NO・8玉川皇一×WTB山下一吹
取材、編集 村上結太
第2回は委員としてチームの中核を担うPR勝矢紘史(スポ4=長崎北陽台)、CTB金子礼人(法4=福岡・西南学院)、LO栗田文介(スポ4=愛知・千種)、NO・8玉川皇一(創理4=東京・青山学院)、WTB山下一吹(教4=東京・早実)の5名!『赤黒』のジャージーのため、早大のためにグラウンド内外でチームの勝利を求め続ける5名の皆さんに『荒ぶる』への思いや、早大に必要なことをお伺いしました!→続きを読む
◆山下一吹(やました いぶき)
172㌢、77㌔。東京・早実高出身。教育学部4年。特徴的なキャラクターで場を和ませるムードメーカー。自慢のステップとランで1年時以来の『赤黒』復活に向け、「誰よりもハードワーク」する決意を語ってくださいました!
◆栗田文介(くりた ぶんすけ)
184㌢、102㌔。愛知・千種高出身。スポーツ科学部4年。パワーあふれるダイナミックなプレーで早大FWを牽引するリーダー。最近ハマっていることはアメリカンカジュアル(アメカジ)。
◆勝矢紘史(かつや こうし)
176㌢、104㌔。長崎北陽台高出身。スポーツ科学部4年。高校時代はNO・8として活躍したが、大学入学後にPRへコンバート。NO・8時代のスキル、機動力を生かした積極的なアタックが魅力です!サウナに対する情熱は誰にも負けないそうです!
◆金子礼人(かねこ あやと)
183㌢、91㌔。福岡・西南学院高出身。法学部4年。カットアウトなど接点での変化でゲインを奪う技巧派CTB。最近までのブームは同期の糸瀬真周(スポ4=福岡・修猷館)とともに喫茶店、武蔵野森珈琲で就活に勤しむこと。
◆玉川皇一(たまがわ こういち)
174㌢、87㌔。東京・青山学院高出身。創造理工学部4年。激しいコンタクトでアタックの起点となる切り込み隊長。コーヒーを堪能するのは昔からの趣味で、自分で淹れることも非常に多いそうです!
【第3回】主将・副将・寮長対談 CTB野中健吾主将×FL田中勇成副将×FL萩原武大寮長
取材、編集 村上結太
第3回はCTB野中健吾主将(スポ4=東海大大阪仰星)、FL田中勇成副将(教4=東京・早実)、萩原武大寮長(スポ4=茨城・茗渓学園)が登場!チームのリーダーとして先頭に立ち、言葉で、姿勢で、プレーで早大を引っ張る3名のラストイヤー、そして『荒ぶる』へ向けた熱い思いを伺った。→続きを読む
◆萩原武大(はぎわら たける)
2003(平15)年1月23日生まれ。177㌢97㌔。茨城・茗渓学園高出身。スポーツ科学部4年。攻守ともに献身性あふれるプレーでチームを引っ張る頼れる寮長。いつもはにこやかな面持ちですが、ラグビーに対する徹底ぶりや厳しさを評価され、野中主将から直々に寮長を指名されたようです!
◆野中健吾(のなか けんご)
2003(平15)年4月29日生まれ。180㌢92㌔。東海大大阪仰星高出身。スポーツ科学部4年。第108代主将。1年時からAチームとしてグラウンドに立ち続けた野中選手もついにラストイヤー。今年はU23日本代表に選出され、オーストラリア遠征へ。オーストラリアのご飯はあまり口に合わなかったそうです!
◆田中勇成(たなか ゆうせい)
2003(平15)年8月20日生まれ。166㌢87㌔。東京・早実高出身。教育学部4年。圧倒的ワークレートと常に全力なプレーで早大のディフェンスを牽引するチーム随一のタックラー。最近の趣味はサウナ。同期では空前のサウナブームが巻き起こっているようです!
【第4回】監督対談 大田尾竜彦監督
取材、編集 村上結太
最終回はチームを率いる大田尾竜彦監督(平 16 人卒=佐賀工)!昨季は17年ぶりの関東大学対抗戦(対抗戦)全勝優勝にチームを導いたものの、全国大学選手権(大学選手権)では決勝で帝京大に惜しくも敗戦。『荒ぶる』を掴みかけた昨季の悔しさとともに、就任5年目を迎えた今季に向けた決意を伺った。→続きを読む
◆大田尾竜彦(おおたお たつひこ)
1982(昭57)年1月31日生まれ。佐賀工業高出身。2004(平16)年人間科学部卒業。4年時には主将を務め、対抗戦優勝、大学選手権準優勝にチームを導いた大田尾監督。卒業後はヤマハ発動機ジュビロ(現静岡BR)で競技を続け、その後2021年に早大の監督に就任した。昨季は大学選手権決勝で惜しくも敗戦を喫し、悔しさをにじませる今季は「このチームで何かをやってやりたいという気持ちを継続できるチームにしていきたい」とチーム作りに対する強い意気込みを語ってくださいました!