【連載】卒業記念特集記事2025#3
【2025.02.10早稲田スポーツ】
【第41回】中野大詞/自転車
【第42回】町田脩太/バドミントン
【第43回】園田稚/アーチェリー
【第44回】畠山陸/男子ソフトボール
【第45回】脇田萌衣/女子ラクロス
【第46回】柏原陽菜乃/女子ラクロス
【第47回】田中進士/男子ラクロス
【第48回】北村公平/ア式蹴球
【第49回】吉本優紀/ヨット
【第50回】原野剛成/合気道
【第51回】保坂航希/男子ホッケー
【第52回】浅野翼/男子バレーボール
【第53回】馬渕純/男子バレーボール
【第54回】大野誠真/ヨット
【第55回】小野史裕/ラグビー
【第56回】西浦剛臣/ラグビー
【第57回】佐藤健次/ラグビー
【第58回】久保嶋真也/準硬式野球
【第41回】中野大詞/自転車
記事、写真 植村皓大
「本当にあっという間だった」。中野大詞(スポ4=岩手・紫波総合)は大学生活をこう振り返る。大学入学当初から競技に真摯に向き合い、数々の大会に出場してきた。しかし、その道のりは決して順風満帆ではなかった。毎年のように怪我や病気に悩まされ、入院生活を余儀なくされることもあった。それでも、最後の全日本大学対抗選手権(インカレ)では表彰台に上がることができた。波瀾万丈の4年間を過ごした中野が、大学生活で得たものとはーー。→続きを読む
【第42回】町田脩太/バドミントン
記事・写真 栗原礼佳

早慶戦を戦う町田
「早稲田大学バドミントン部に入って良かったことが多い」と語るのは、主将として早大バドミントン部を引っ張ってきた、町田脩太(スポ4=長崎・瓊浦)だ。大学入学当初から、尊敬する先輩とペアを組み関東学生選手権優勝、全日本学生選手権で2度の準優勝を成し遂げた。上級生になるにつれ責任感が生まれメンタルが強くなった。大学卒業とともにバドミントン人生に区切りをつける町田の、これまでを振り返る。→続きを読む
第43回 園田稚/アーチェリー
記事・写真 神田夏希

矢取りから戻る園田
「私がいることで、みんなが安心してアーチェリーをできる雰囲気に」。圧倒的な競技力で、早大アーチェリー部を支えてきた園田稚(スポ4=エリートアカデミー)。その活躍は国内にとどまらず、世界大会でもメダルを獲得するなど、今や日本のアーチェリー界の希望となった。早大の絶対的なエースである園田の4年間と今後への思いに迫る。→続きを読む
第44回 畠山陸/男子ソフトボール
記事 西本和宏 写真 田島凜星、西本和宏

「春季リーグ戦での畠山(写真左)と稲垣拓朗(スポ=群馬・新島学園)
「最高の仲間とソフトボールができた」。最後の試合を終えた畠山陸(スポ=高知西)は、主将として臨んだラストイヤーをこう振り返った。ソフトボール部の伝統・幹部選挙によって主将に選ばれた畠山は、苦難を重ねながらも理想のチームを作り上げた。野球経験者も多い環境で、ソフトボール一筋の畠山はどのようにチームを率いていったのか、振り返る。→続きを読む
第45回 脇田萌衣/女子ラクロス
記事 長屋咲希 写真 飯田諒、田中瑠花

早慶戦でドローを上げる脇田
ラクロス部には、チームの課題を分析し、それをもとに日々の練習メニューや試合での戦術を考える「戦術幹部」という役職がある。MF脇田萌衣(教4=東京・白百合学園)は、その戦術幹部を2年間務め、『柏原組』を日本一へと導いた立役者の一人だ。初心者として競技を始めた彼女が、日本一のチームを創り上げるまでの軌跡を振り返る。→続きを読む
第46回 柏原陽菜乃/女子ラクロス
記事 長屋咲希 写真 飯田諒、廣野一眞

全日本大学選手権準決勝でプレーする柏原
8年ぶりのFINAL4進出に始まり、関東制覇、学生日本一と「創部史上初」を次々と成し遂げた女子ラクロス部。その中心にいたのが、主将であり正ゴーリーとしてチームを牽引(けんいん)した柏原陽菜乃(創理4=東京・大妻多摩)だ。彼女の10年間にわたるラクロス人生は、苦悩と挑戦の連続だったーー。→続きを読む
第47回 田中進士/男子ラクロス
記事 西村侑也
2024年10月、関東学生リーグ戦(リーグ戦)準決勝。決勝点を許し試合終了のホイッスルが鳴り響くと、RED BATS(早大ラクロス部男子の愛称)の選手たちはうつむき、ひざまずいた。無念の逆転負け。目標に掲げた日本一への夢が途絶えた瞬間、DF田中進士主将(商=神奈川・桐蔭学園)が感じたのは「勝負の世界の残酷さ、だからこその楽しさ」だった――。→続きを読む
第48回 北村公平/ア式蹴球
記事 和田昇也
主務とゴールキーパー。二つの立場からチームを支えた北村公平(文構4=神奈川・桐光学園)。小学生からのサッカー人生と、多くの時間を注いだ国立決戦・「早慶クラシコ」を振り返ってもらった。→続きを読む
第49回 吉本優紀/ヨット
記事・写真 太田さくら

早慶戦後に集合写真に納まる吉本(写真左から1番目)と4年生
どの大学スポーツにも、選手やチームを支える役割は欠かせない。早大ヨット部の吉本優紀(スポ4=東京・西)は、練習中のアクシデントをきっかけに選手からマネジャーに転身した。昨秋には日本一に輝いたチームを献身的に支えた日々を追う。→続きを読む
第50回 原野剛成/合気道
記事・写真 濵嶋彩加

全国大会で乱取りを行う原野
「2024年度合気道部主将を務めた原野剛成(政経4=東京・国際)。原野の早大での4年間は、単に試合に勝つことだけを目指すのではなく、己との戦いに挑む日々であった。厳しい学業や多忙な活動の中で、どのように彼自身の内面が磨かれ、真の成長を遂げたのか。「勝利を超える、己との戦い」というタイトルのもと、原野主将が歩んできた挑戦と、そこで得た熱い思いを紐解いていく。→続きを読む
第51回 保坂航希/男子ホッケー
記事・写真 濵嶋彩加

ボールを運ぶ保坂
2024年度男子ホッケー部主将を務めた保坂航希(政経4=東京・早大学院)。引退試合となった早慶戦、最後のホイッスルが鳴った瞬間に崩れ落ちた主将は、誰よりもチームを信じて戦い抜いた男だった。「自分にとっての1番は、仲間を信頼すること」。そう語る保坂にとって、仲間とともに戦い続けた早大での4年間、そして主将として見たラストイヤーの景色とはーー。→続きを読む
第52回 浅野翼/男子バレーボール
記事 井口瞳、写真 五十嵐香音、井口瞳、町田知穂

早慶戦ではリベロとして出場
座右の銘は「雨垂れ石を穿つ」。「小さな努力でも根気よく続ければ、やがて大きな成果が得られる」という意味のことわざだ。浅野翼(スポ=宮城・東北)の早大での4年間は常に苦しいものだった。4年生になった1年間は「みんながついて来てくれるキャプテン像」を考えていた。しかし、プレッシャーも多く、葛藤も多かった。「副将」という立場で早大男子バレーボール部を支えた浅野のこれまでの軌跡を振り返る。→続きを読む
第53回 馬渕純/男子バレーボール
記事 町田知穂、写真 井口瞳、町田知穂/h5>

春季オープン戦でサーブを打つ馬渕
サポートメンバー、プレーヤー、学生コーチ、副将。大学4年間で異色の経歴を辿った馬渕純(スポ=岐阜商)は、その親しみやすさや仲間思いな性格でチームを支えてきた。試合会場で聞こえる仲間を鼓舞する声は印象強く、プレー以外でも観客を魅了する。「笑顔」のイメージが強い馬渕だが、この4年間は決して笑顔に満ちていたわけではない。自分との戦いに挫けることもあった。そんな彼の軌跡を、バレー人生の区切りを機に追ってみる。→続きを読む
第54回 大野誠真/ヨット

早慶戦で選手宣誓を行う大野
「敗北を経験して必死になった」。昨年、主将として早大ヨット部を率いた大野誠真(社4=東京・國學院久我山)。史上初の5年連続日本一を目指す中、夏の同志社との対抗戦での大敗が自身とチームの意識を変える契機になった。2ヶ月後に日本一に輝くまでの日々と、自身の4年間について尋ねた。→続きを読む
第55回 小野史裕/ラグビー

4年時、追い出し試合でボールキャリーする小野
「まさか自分がなるとは思っていなかった」ーー。主務としての責務を全うし、早大ラグビー蹴球部の4年間を駆け抜けた小野史裕(スポ4=東京・本郷)は、過去の主務に対するイメージを思い返した。早慶戦出場に対しての強い憧れから1年遅れての入部を決意し、主務として部員・コーチ陣に厚く信頼される存在となった小野の濃密な日々を振り返る。→続きを読む
第56回 小野史裕/ラグビー

4年時、大学選手権・近大戦で力強くゲインする西浦
「本当に早稲田でラグビーができて良かった」。この4年間をそう振り返るのは、西浦剛臣(社4=ニュージーランド・ハミルトン・ボーイズ・ハイスクール)だ。LOらしからぬスピードを生かしたボールキャリーと献身的なハードタックルを武器に、今季、赤黒の4番を背負ってきた西浦。しかし2年時にはWTBとして赤黒のジャージーに身を纏っていたという異色の経歴を持つ。単身で異国の地に渡り経験を積んだ高校時代。そして、一時は早大の翼として、最後には第二列として2回の赤黒をつかんだ早大での4年間の軌跡をたどる。→続きを読む
第57回 佐藤健次/ラグビー

4年時、大学選手権・帝京大戦でタックラーにぶつかる佐藤
1月13日、全国大学選手権(大学選手権)決勝。選手入場の音楽が秩父宮ラグビー場に鳴り響き、先陣を切ってグラウンドに入るHO佐藤健次主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)は爽やかな笑顔だった。大学ラグビーの頂点を決める最高の舞台を心から楽しむ姿は、これまで早大ラグビー部を姿勢で、声で、背中で、プレーでけん引してきた佐藤そのものであった。惜しくも日本一を逃し、『荒ぶる』を歌うことは叶わなかった4年間だったが、『強い早稲田』を取り戻すために戦い続けた佐藤の大学ラグビーを振り返る。→続きを読む
第58回 久保嶋真也/準硬式野球

春季リーグ戦立大戦で二打席連続本塁打を放った久保嶋
2024年度東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)「完全優勝」を成し遂げた準硬式野球部。そのチームを率いていたのが、主将の久保嶋真也(社4=神奈川・桐蔭学園)だ。幼少期から高校まで軟式野球を経験し、時には強豪校で厳しい練習を積みながら競技を続けてきた。そんな久保嶋が大学進学とともに準硬式野球に出会い、そして、今年度主将としてチームを率いるまでに至った道のりを振り返る。→続きを読む