【連載】卒業記念特集記事2025#1
【2025.02.10早稲田スポーツ】
【第1回】印出太一/野球
【第2回】川内脩平/野球
【第3回】中村敢晴/野球
【第4回】馬場恭大/剣道
【第5回】藤井千裕/弓道
【第6回】宮﨑滉巳/弓道
【第7回】長牛太佑/競泳
【第8回】小原天寧/競泳
【第9回】松本信歩/競泳
【第10回】中村大智/水球
【第11回】奥田麗/水球
【第12回】池田海/競走
【第13回】鷺麻耶子/競走
【第14回】眞々田洸大/競走
【第15回】伊藤大志/競走
【第16回】松並大智/漕艇
【第17回】猪野日向子/漕艇
【第18回】大堰徳/スキー
【第19回】飯島慶記/男子バスケットボール
【第20回】江頭璃梨/女子バスケットボール
【第1回】印出太一/野球
記事 西村侑也、写真 臼井恭香氏、西本和宏
2024年、9年ぶりの春秋連覇を達成した早大野球部の中心に、印出太一(スポ4=愛知・中京大中京)はいた。第114代主将として歴史の重みを背負いながら、チームの要である4番と捕手まで堂々と務め上げた。プレッシャーをものともせずチームに結果をもたらしたその姿は、まさに主将そのもの。ラストイヤーに快挙を達成した大学4年間を、印出のキャプテンシーのルーツとともに振り返る。→続きを読む
【第2回】川内脩平/野球
記事 林田怜空、写真 西本和宏
川内脩平(スポ4=東京・八王子)は、大学1年時を「何度辞めようと思ったか分からない」と振り返る。幼少期から「早大野球部の選手として、神宮で野球をしたい」と願い続けた川内だったが、2年時に学生コーチへの転身を決意。そして4年時には新人監督として小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)と選手の橋渡し役を担った。そんな川内の4年間に迫る。→続きを読む
【第3回】中村敢晴/野球
記事 大村谷芳、写真 林田怜空、沼澤泰平
「信じます」。明大との優勝決定戦。打席に入る直前、中村敢晴(スポ4=福岡・筑陽学園)は小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)にこう言い放った。高校までまさに野球のエリート街道を歩んできた中村敢にとって、この4年間は自身が思い描いていた道から大きく外れた。試合ではベンチ入りはかなわず、スタンドで同期を応援することが続いた。それでも続けてこられたのは、家族や同期、そして何よりも、たゆまぬ努力を続ける自分の存在があったから。ここまで「万里一空」の精神で突き進んだ中村敢の軌跡をたどる。→続きを読む
【第4回】馬場恭大/剣道
記事 植村皓大 写真 植村皓大、髙杉奈々子
「剣道も人としても成長できた」。早大剣道部で過ごした4年間をこう振り返る馬場恭大主将(スポ4=神奈川・東海大相模)。早大剣道部の一員として歩んだ日々、そして「日本一」を目標に挑んだ4年間の戦いを振り返る。→続きを読む
【第5回】藤井千裕/弓道
記事 富澤奈央、写真 新井沙奈氏、富澤奈央
「自分が当てれば勝てる。そこが弓道の好きなところでもあり嫌いなところでもある」。昨季早大弓道女子部の主将を務めた藤井千裕主将(スポ4=山口・宇部フロンティア大香川)はこれまでの競技人生を振り返ってこう語る。主将は自ら選手として活動しながらも大会出場メンバーを選ばなければならない立場。「自分の意見だけを人に押し付けないこと」をモットーとし、出場経験や立場は関係なくその時に使える人を使うことを心がけてきた。さまざまな葛藤を抱えながらも、「自分が今できること」を常に考え、部全体を支え続けた藤井の4年間を振り返る。→続きを読む
【第6回】宮﨑滉巳/弓道
記事 河野紗矢 写真・編集 富澤奈央
28メートル先の的に向かって矢を放ち、的中数を競う弓道。宮﨑滉巳主将(社4=埼玉・県浦和)は弓道の魅力について「一筋縄でいかないからこそ面白い」と語った。→続きを読む
【第7回】長牛太佑/競泳
記事 神田夏希、写真 安藤香穂、土橋俊介
昨季の早大水泳部競泳部門男子主将の長牛太佑(スポ4=京都外大西)。持ち前の明るさで部員たちを引っ張り、個人競技だが「チームとして勝てる」早大を作りあげた。早大水泳部主将としての思い、そして4年間の苦労とたゆまぬ努力に迫る。→続きを読む
【第8回】小原天寧/競泳
記事 神田夏希、写真 神田夏希、土橋俊介
「もう一回、もう二回やってもあれ以上はない」。もう悔いのない競泳人生だった。昨季の早大水泳部競泳部門女子主将を務めた小原天寧(スポ4=東京・目黒日大)。早大の自由形長距離をけん引し、主将として信頼を得るとともに周囲の人の支えも実感した。女子主将としての思いを振り返り、競技を引退する小原の大学4年間を振り返る。→続きを読む
【第9回】松本信歩/競泳
記事 神田夏希、写真 大村谷芳、神田夏希
200メートル個人メドレーでパリ五輪に出場した松本信歩(スポ4=東京学芸大付)。世代のトップで活躍してきた松本だが、「自分はまだまだ」だとひたむきに練習を続ける。早大でチームとして戦う経験は松本を大きく成長させた。さらなる高みを目指す松本の4年間に迫る。→続きを読む
【第10回】中村大智/水球
記事 指出華歩、写真 指出華歩、中村凜々子
「何が正解かを追い求めながら、試行錯誤の連続だった」。エースとして、主将として、早大水球部を牽引してきた中村大智(スポ4=埼玉・秀明英光)。思い通りの結果が出ないことへの焦りや主将としての葛藤、そしてチームに対する思いと共に、早大での4年間を振り返る。→続きを読む
【第11回】奥田麗/水球
記事 中村凜々子 写真 河邨未羽、中村凜々子
昨季、早大水泳部水球部門女子は、部の歴史に残る好成績を収めた。関東大学リーグ戦(リーグ戦)3位、日本学生選手権(インカレ)準優勝。それぞれ5年ぶり、8年ぶりとなる快挙である。だが、チームを悲願達成に導いた主将・奥田麗(スポ4=東京・藤村女)の心持ちは、決して穏やかでなかった。攻守両面で器用に泳ぎ回るプレースタイルとは裏腹に、苦悩も多い日々を送ったキャプテンとしての姿、そして競技人生12年間の軌跡を振り返る。→続きを読む
【第12回】池田海/競走
記事 飯田諒、写真 堀内まさみ氏、飯田諒
世界で戦うことを夢見て早大に入学した池田海主将(スポ4=愛媛・松山北)の大学陸上は、決して順風満帆ではなかった。3年時の関東学生対校選手権(関東インカレ)で優勝したものの、その後はケガに苦しみ、思い描いた結果を残せなかった。それでも、競走部で過ごした4年間は、「幸せな時間」だったという。この発言の真意に迫るべく、池田が歩んだ4年間の軌跡をたどる。→続きを読む
【第13回】鷺麻耶子/競走
記事 草間日陽里、写真 戸祭華子氏、草間日陽里
110代目の女子主将として、早大女子の最前線を駆け抜けた鷺麻耶子(スポ4=東京・八王子東)。そんな鷺は、約10年にも及ぶ陸上競技人生に終止符を打ち、この春、新たな一歩を踏み出す。「競技に関しても、人としても、人生の中で一番学んで成長できた」。そう語る女子エースにとって、早大競走部で過ごした4年間はどのようなものだったのか。鷺の言葉を辿りながら、その4年間を振り返る。→続きを読む
【第14回】眞々田洸大/競走
記事 會川実佑、写真 及川知世氏、加藤志保氏、草間日陽里、植村皓大
「曖昧な目標でスタートした」。2年時には日本選手権リレーで優勝を果たし、3年時には400メートルで日本学生対校選手権(日本インカレ)王者に輝いた眞々田洸大(スポ4=千葉・成田)は、入学当時をそのように振り返った。明確な目標を口にせず、自信のなかった入学当初。そんな眞々田が、早大競走部でレベルの高い競技者たちに揉まれ、自身も高い目標を口にし、実現することのできる競技者へと成長した4年間の足跡を辿る。→続きを読む
【第15回】伊藤大志/競走
記事 廣野一眞、写真 青山隼之介氏、廣野一眞、飯田諒、近藤翔太
今年の第101回東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で躍進を見せ、4位に入った早大。『山の名探偵』工藤慎作(スポ2=千葉・八千代松陰)の5区での快走や、ルーキー・山口竣平(スポ1=長野・佐久長聖)の6人抜きの箱根デビューなど、次回大会につながる明るい話題が多く生まれた。その裏には駅伝主将として「強い早稲田」を取り戻すべく、チームづくりに奔走(ほんそう)した伊藤大志(スポ4=長野・佐久長聖)の存在があった。1年時から主力として、ラストイヤーは駅伝主将の立場で、臙脂(エンジ)のために駆け抜けた4年間の軌跡を辿る。→続きを読む
【第16回】松並大智/漕艇
記事、小島大典 写真、小島大典 近藤翔太 権藤彩乃

早慶レガッタ後の記念写真(前列右から2番目)
「日本一を取りたい」その思いを胸に大学4年間を漕艇にささげた松並大智(基理4=静岡・沼津東)。誰よりも真摯(しんし)に競技に向き合い続けたその実直な姿は部員からの信頼を集めた。2000㍍にかけた松並の思いと4年間を振り返る。→続きを読む
【第17回】猪野日向子/漕艇
記事、小島大典 写真、小島大典 近藤翔太 権藤彩乃

全日本選手権で女子ダブルスカル3位に入賞(写真右)
女子主将として今年の漕艇部をけん引した猪野日向子(スポ4=岐阜・加茂)。部内の活動だけでなくU23日本代表としても競技に向き合い続けた。「早稲田を選んでよかった」と話した猪野の4年間を振り返る。→続きを読む
【第18回】大堰徳/スキー
記事 中澤なつき、写真 堀内まさみ
「クロカンに出会えて良かった」。そう語るのはスキー部の主将、大堰徳(スポ4=岩手・盛岡南)だ。クロスカントリーは筋力も持久力も必要な競技。年間の試合数が多く体力やパフォーマンスを維持するのは容易ではない。その中で結果を残さなければならない精神的なつらさもある。圧倒的に大変なことの方が多いという。しかし自身の勝利をかみしめたり、仲間と勝利を分かち合ったり、苦しさの分達成感を感じられる競技なのではないか。クロスカントリーの魅力をそう話す大堰の競技人生を振り返る。→続きを読む
【第19回】飯島慶記/男子バスケットボール
記事 三浦佑亮、写真 権藤彩乃

リーグ戦でプレーする飯島
「ここまでやってきたんだな、頑張ったんだな」。最後の試合を終えた飯島慶記(人4=茨城・下妻一)は、自らの道のりを振り返りそう口にした。2部降格の日から主将になると決意し、就任後は大きなプレッシャーを抱えながらも早大を1部昇格に導いた。どんな時も熱くチームを鼓舞してきた飯島の言葉をたどりながら、その大学4年間を振り返る。→続きを読む
【第20回】江頭璃梨/女子バスケットボール
記事 田中瑠花

公式戦初出場時の江頭
今年度、女子バスケットボール部の副主将を務めた江頭璃梨(スポ=宮崎・小林)は、15年の競技生活に終止符を打った。早大での4年間、そして主将代理としてチームを引っ張ることとなったこの1年、江頭が抱えていた思いを振り返る。→続きを読む