【連載】早慶戦直前対談『執念』
【2024.11.27早稲田スポーツ】
11月30日に柔道の総本山である講道館にて早慶柔道対抗戦が開幕する。これまでの大会とは異なるルール、異なる技による試合が展開される早慶戦では、講道館を震わす熱戦が繰り広げられてきた。第1回から第3回まで計12名の選手たちに、これまでの柔道人生の軌跡を伺い早慶戦にかける熱い想いを語ってもらった。早大柔道部は最後の一秒まで粘り続ける「執念」で圧巻の試合を見せてくれるであろう。
【第1回】南出健槙×板東新×山藤光星×遊川葵羽(11月27日)
【第2回】飯田健介主将×中野智博副将×工藤大輝主務×森聡美トレーナー(11月28日)
【第3回】中島瑞貴副将×松崎渡×笠井雄太×長澤篤希(11月29日)
【第1回】南出健槙×板東新×山藤光星×遊川葵羽
取材・編集 湊紗希、今村奎太
第1回には2年生から南出健槙(スポ2=石川・鶴来)と板東新(スポ2=静岡・加藤学園)、1年生からは山藤光星(スポ1=岩手・盛岡大付)と遊川葵羽(スポ1=東京・修徳)が登場。次代の早大柔道部を盛り上げる下級生たちに、柔道からプライベートまでさまざまな話を伺いました!→続きを読む
◆板東新(ばんどう・あらた)(※写真右下)
2004(平16)8月4日生まれ。172センチ。静岡・加藤学園高出身。スポーツ科学部2年。2024年を「思い知らされた一年」と振り返った板東選手。悔しさが募る年となりましたが、慶大を相手に鬱憤(うっぷん)を晴らす活躍を期待しましょう!
◆南出健槙(みなみで・けんしん)(※写真左下)
2004(平16)年4月16日生まれ。170センチ。石川・鶴来高出身。スポーツ科学部2年。「負けから学ぶことが多かった」と今季を振り返った南出選手。敗北を糧として、柔道一筋(諸説あり)の南出選手は今後どんな成長を見せてくれるのでしょうか!
◆山藤光星(やまふじ・こうせい)(※写真右上)
2005(平17)年7月7日生まれ。181センチ。岩手・盛岡大付高出身。スポーツ科学部1年。東海大相模中出身の山藤選手。同校の同級生と先輩(一つ上まで?)の活躍を見て、「自分も追いつきたい」と奮起しているそうです。対談後には、色紙に『ぱっしょん』と記してくれました!
◆遊川葵羽(ゆうかわ・あおば)
2005(平17)年10月10日生まれ。171センチ。東京・修徳高出身。スポーツ科学部1年。ダイエット中の遊川選手。ついついマヨネーズをかけてしまうそうで、「一番のライバルは自分」と真剣な眼差しで語ってくれました。在学中に自分に勝つことはできるのか、今後の遊川選手から目が離せません!
【第2回】飯田健介主将×中野智博副将×工藤大輝主務×森聡美トレーナー
取材・編集 今村奎太、湊紗希
第二回にはこれまで早大柔道部を先頭で引っ張ってきた4人が登場。主将・飯田健介(社4=福岡・南筑)と副将・中野智博(スポ4=神奈川・桐蔭学園)、主務・工藤大輝(法4=福岡・小倉)とトレーナー・森聡美(スポ4=千葉・佐倉)。これまで柔道部を支えてきた4年生たちに、柔道からプライベートまでさまざまな話を伺いました!→続きを読む
◆飯田健介(いいだ・けんすけ)(※写真左上)
2002(平14)年6月8日生まれ。180センチ。福岡・南筑高出身。主将。社会科学部4年。絶大な信頼を得つつも、後輩から「掴みどころがない」「テンションが謎」など、キャラが濃い人として名前が挙がる飯田主将。いよいよ最後の早慶戦、頼れる変わり者(?)としてチームを勝利に導きます!
◆中野智博(なかの・ともひろ)(※写真右上)
2003(平15)1月26日生まれ。170センチ・神奈川・桐蔭学園高出身。副将。スポーツ科学部4年。飯田主将とともに「福岡の英雄」と評された中野副将(工藤選手談)。怪我による悔しさが強く残るものの、「柔道が上手くなった」と成長を感じる部分もあるようです。迎える学生最後の一戦、5人抜きを成し遂げた2022年同様に、慶大を圧倒する姿に期待しましょう!
◆森聡実(もり・さとみ)(※写真左下)
2003(平15)年2月22日生まれ。163センチ。千葉・佐倉高出身。スポーツ科学部4年。柔道に無縁の状態から、心身ともに部員をサポートしてきた森トレーナー。どの選手に伺っても「優しい」「努力家」など、褒め言葉ばかりが聞こえてきました。早慶戦でも宿敵打破へ向かう選手たちにとって、森トレーナーの支えが欠かせません!
◆工藤大輝(くどう・ひろき)
2002年(平14)年9月23日生まれ。160センチ。福岡・小倉高出身。法学部4年。主務かつ選手として柔道部を支えてきた工藤選手。弊会との連絡係も務めていただき、大変お世話になりました。主務の仕事で早慶戦では大忙しですが、チームへの感謝を胸に、選手としても躍動する工藤選手に注目です!
【第3回】中島瑞貴副将×松崎渡×笠井雄太×長澤篤希
取材・編集 今村奎太、湊紗希
第三回には副将・中島瑞貴(スポ4=福岡・西日本短大附属)と松崎渡(スポ4=埼玉栄)、笠井雄太(スポ3=愛知・桜丘)と長澤篤希(スポ4=静岡学園)が登場。これまで柔道部を支えてきた実力派の4年二人、そして次の柔道部を背負う3年生二人に柔道からプライベートまでさまざまな話を伺いました!→続きを読む
◆笠井雄太(かさい・ゆうた)(※写真左下)
2003(平15)年9月16日生まれ。183センチ。愛知・桜丘高出身。スポーツ科学部3年。来年から最上級生となる笠井選手。寄せられる期待も高まりますが、来季も「ポイントゲッターとして頑張りたい」と力強く語ってくれました。4年生にとって最後の早慶戦、自らの活躍で先輩たちに花を持たせることはできるのでしょうか!
◆松崎渡(まつざき・わたる)(※写真左上)
2002(平14)年4月3日生まれ。173センチ。埼玉栄高出身。スポーツ科学部4年。チームのムードメーカー的存在の松崎選手。他の選手をいじったり、反撃されたり、対談中も場を盛り上げてくれました。早慶戦では持ち前のトーク力+元気はつらつとしたプレーで、早大を盛り上げてくれることでしょう!
◆中島瑞貴(なかしま・みずき)(※写真右上)
2002(平14)年8月25日生まれ。172センチ。福岡・西日本短大附属高出身。副将。スポーツ科学部4年。昨年は全学優勝、今年は講道館杯3位など、早大柔道部の歴史に名を刻んできた中島瑞副将。対談では成績を残すまでの苦労、残してからの重圧など、当時の胸の内を率直に語ってくれました。早慶戦では後輩の試合を見守りつつ、自らも躍動して有終の美を飾ります!
◆長澤篤希(ながさわ・あつき)
2004(平16)年1月16日生まれ。173センチ。静岡学園高出身。スポーツ科学部3年。後輩たちからライバル的存在として名前が挙がった長澤選手。後輩へのライバル意識を伺うと「雄太(笠井選手)ほどではないですね(笑)」とのことでした。今季最後の一戦で、長澤選手の競争心に火をつける後輩は現れるのでしょうか!