
東北楽天の井上純スカウト(左から2人目)と後関昌彦スカウト部部長(右)を安部寮で出迎えた野球部・小宮山監督(左)と吉納選手
プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスからドラフト5位指名を受けた野球部・吉納翼選手(スポーツ科学部4年)が11月2日、野球部合宿所・安部寮で指名挨拶を受けました。同球団の後関昌彦スカウト部部長、愛敬尚史スカウト部副部長、井上純スカウトを迎えて小宮山悟監督と共に懇談しました。

井上担当スカウトと握手を交わす吉納選手
挨拶を受けて「本当にプロ野球選手になれるという自覚が湧いてきました。これからが勝負だと思っているので、プロに入るまでの一日一日をしっかり大切にすごしていきたいと思っています」と語った吉納選手。「広角に長打を打てること、また走塁や守備でも評価していただいていると感じました。小宮山監督が長い間プロ野球でやっていくための秘訣として、怪我をしないことが一番大事ということをおっしゃっていたので、できる限りけがを少なくして、球界を代表するような選手になりたいなと思います」と抱負を語りました。
また、担当の井上スカウトは「一番の売りはバッティングだと思いますが、それにプラスして外野手としての送球力の高さ、走塁の意識の高さといったところを、ものすごく気に入って評価させていただきました」と、期待を込めました。

バットを構える吉納選手。プロでも豪快なホームランを見せてほしい
野球部は現在、東京六大学野球秋季リーグ戦で優勝をかけて戦っており、11月9日・10日には早慶戦を控えています。応援部からエールを送られた吉納選手は「まずは早慶戦で優勝を決めて春秋連覇を達成し、明治神宮野球大会で日本一を取るために、自分がしっかりと活躍したいなと思います」と、学生野球を有終の美で飾ることを誓いました。
応援部(写真左)や野球部マネージャーからも祝福される吉納選手