「夢はJクラブのホペイロ」。ア式蹴球部マネジャー髙見真史が描く夢への道筋とは
【2024.07.26早稲田スポーツ】記事・写真 髙田凜太郎 写真 ご本人提供

ボールを手に持つ髙見
「ホペイロ」。プロサッカークラブにおいてチームの備品や用具の整備、選手のスパイク磨きやユニフォームの管理をする役職を指す言葉だ。日本では近年、Youtubeでこの役職が取り上げられたこともあり、サッカー界を中心に徐々に認知が高まってきている。そんなホペイロという仕事に対し、世間の注目が集まる前から憧れを抱いていたのが、早稲田大学ア式蹴球部(ア式)マネジャー髙見真史(人3=埼玉・栄東)だ。「全ての行動指針がホペイロになれるかどうかだった」と語る髙見が、なぜホペイロという役職を目指すようになったのか。そして、夢半ばの今、今後に見据える野望とは果たして何なのか—――。→前編を読む
【後編】「夢はJクラブのホペイロ」。ア式蹴球部マネジャー髙見真史が描く夢への道筋とは
記事・写真 髙田凜太郎 写真 ご本人提供

交代した選手に水を渡す髙見
「質の高い準備をしっかり時間をかけて行うこと」。「取り返しのつかないミスが出た段階で僕の仕事は終わり」。これは髙見にア式での活動の上で重視していることを尋ねた際に、返ってきた言葉だ。ア式に入部してから、Jの2クラブに足を運び、実際にホペイロの業務を体験した髙見。その中で一人一人の「プロフェッショナルさ」を肌で感じてきた。「洗濯物のたたみ方一つ取っても、グチャっとするのかきちっと置くのかで全然違いますし、タオルとかも、チームに提供しているメーカーのロゴの線がきれいに並んで見えるようにする。業務量が多い中でも、いかに効率的に確実に質の高い作業をこなしていくのかをすごく感じた」とホペイロで働く最前線の基準を目の当たりにし、自分の中の意識をさらに高めていく必要性を実感した。何か欠けたら試合が成立しなくなるかもしれないという責任感を持ち、質の高い準備を当たり前のように行うのは、プロのホペイロになるために必要な素質であり、髙見が最も意識していることなのだ。→後編を読む
◆髙見真史(たかみ・まさふみ)
2003(平15)年8月5日生まれ。埼玉・栄東高出身。人間科学部3年。ア式蹴球部マネジャー。
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