【連載】全日本大学選手権直前特集『GIVE IT YOUR ALL』
【2023.11.25早稲田スポーツ】
11月27日、ついに全日本大学選手権(全日本インカレ)が開幕する。準決勝にて筑波大に敗れ、3位に終わった昨年の記憶は選手たちの脳裏に色濃く残り続け、今年も幾度となく思い出されてきた。
『大胆』をスローガンに再始動した4月。春季リーグ戦では順調に勝ち星を重ねたが、最終戦で中大に敗れ、涙をのんだ。4年生がしばらくチームを離れた間、下級生が素晴らしいチームを作り上げた東日本大学選手権。準決勝の明大戦では、「向かっていけない」ことに課題感を覚えた。秋季リーグ戦になっても、自分たちの力を出し切れずに涙を流した試合もあった。一方で、誰かが欠けた際にも、その時に出場できるメンバーが己の役割を全うし、「誰が出ても強い早稲田バレー」を体現した。
迎える集大成、4年生最後の舞台で、誰もが後悔なく終われるようにーー
『GIVE IT YOUR ALL』
【第1回】浅野翼×畑虎太郎×前田凌吾×安食浩士×佐藤遥斗(11/25)
【第2回】板垣慧×麻野堅斗×菅原啓×布台聖(11/25)
【第3回】水町泰杜主将×伊藤吏玖副将×赤坂樹里×荒尾怜音×布台駿×山田大貴(11/26)
【最終回】松井泰二監督(11/27)
【第1回】浅野翼×畑虎太郎×前田凌吾×安食浩士×佐藤遥斗
取材・編集・写真 五十嵐香音、井口瞳、末松花菜
第1回は、早稲田の攻撃を支える下級生5人。セッターの浅野翼(スポ3=宮城・東北)と前田凌吾(スポ2=大阪・清風)、OP畑虎太郎(スポ2=福井工大福井)と佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)、OH安食浩士(スポ1=宮城・東北)に今年の振り返りや全日本インカレに向けた意気込みを伺った。→続きを読む
◆浅野翼(あさの・つばさ)※写真前列左
2002(平14)年7月3日生まれ。173センチ。最高到達点300センチ。宮城・東北高出身。スポーツ科学部3年。最後に全員が『笑顔』で終われるように。そして、苦しい場面での途中出場で、少しでも雰囲気を明るくできるように『笑顔』を心がけてプレーします!
◆畑虎太郎(はた・こたろう)※写真後列中央
2003(平15)年12月11日生まれ。187センチ。最高到達点335センチ。福井工大付福井高出身。スポーツ科学部2年。いつも通りのプレーができないときは集中できていないときだと反省する畑選手。全日本インカレでは全試合最後まで『集中』してプレーをし、チームに勢いをもたらします!
◆前田凌吾(まえだ・りょうご)※写真前列右
2003(平15)年5月27日生まれ。178センチ。最高到達点318センチ。大阪・清風高出身。スポーツ科学部2年。4年生への『感謝』の気持ちを持って戦いに挑みます!
◆安食浩士(あじき・ひろし)※写真後列右
2004(平16)年6月2日生まれ。185センチ。最高到達点343センチ。宮城・東北高出身。スポーツ科学部1年。持っている力をすべて『出し切る』ことで、チームに貢献します!
◆佐藤遥斗(さとう・はると)
2004(平16)年12月1日生まれ。190センチ。最高到達点333センチ。東京・駿台学園高出身。スポーツ科学部1年。1年生らしく雰囲気を作り、『全力』で戦い抜きます!
【第2回】板垣慧×麻野堅斗×菅原啓×布台聖
取材・編集・写真 芦刈れい、五十嵐香音、小川ゆりえ
第2回は、早稲田の守備を支える下級生4人。MB板垣慧(政経2=京都・洛南)と麻野堅斗(スポ1=京都・東山)、菅原啓(教1=山形南)、リベロ布台聖(スポ1=東京・駿台学園)に今年の振り返りや全日本インカレに向けた意気込みを伺った。→続きを読む
◆板垣慧(いたがき・けい)※写真左
2003(平15)年7月13日生まれ。187センチ。最高到達点325センチ。京都・洛南高出身。政治経済学部2年。秋リーグ前半ではスタートから出場した板垣選手。『全』力でもって1年生を導き、チームを支えます!
◆麻野堅斗(あさの・けんと)※写真中央左
2004(平)年12月24日生まれ。207センチ。最高到達点345センチ。京都・東山高出身。スポーツ科学部1年。代表期間を経て成長した麻野選手。骨『身』を惜しまず、何度もブロックに跳び、流れを引き寄せます!
◆布台聖(ふだい・しょう)※写真中央右
2005(平17)年1月31日生まれ。161センチ。最高到達点280センチ。東京・駿台学園高出身。スポーツ科学部1年。1年生の中でリーダーシップを発揮している布台選手。『全』精力を注ぎ、チームを鼓舞します!
◆菅原啓(すがわら・ひらく)
2004(平16)年4月8日生まれ。193センチ。最高到達点333センチ。山形南高出身。教育学部1年。ワンポイントブロッカーの菅原選手。出場した際には全身全『霊』をかけて目の前の相手と対峙します!
【第3回】水町泰杜主将×伊藤吏玖副将×赤坂樹里×荒尾怜音×布台駿×山田大貴
取材・編集・写真 五十嵐香音、町田知穂、渡辺詩乃
第3回は、チームの核である4年生6人。OH水町泰杜主将(スポ4=熊本・鎮西)、MB伊藤吏玖副将(スポ4=東京・駿台学園)、赤坂樹里アナリスト(人4=東京・成蹊)、リベロ荒尾怜音(スポ4=熊本・鎮西)、リベロ布台駿(社4=東京・早実)、OH山田大貴(スポ=静岡・清水桜が丘)らは、4年間苦楽を共に過ごしてきた。最後の学生の大会を前に、今のチームの様子や全日本インカレに向けての意気込みを伺った。→続きを読む
◆水町泰杜(みずまち・たいと)※写真左から3番目
2001(平13)年9月7日生まれ。181センチ。最高到達点339センチ。熊本・鎮西高出身。スポーツ科学部4年。1年間を通し応援してくださる人に、早稲田大学のバレー部が良かったなと『存在感』を示せるように。そしてチームメイトには一緒にプレーをして良かったと思ってもらえるように、『存在感』を発揮します!
◆伊藤吏玖(いとう・りく)※写真左
2001(平13)年11月14日生まれ。195センチ。最高到達点332センチ。東京・駿台学園高出身。スポーツ科学部4年。コートに立たないチームメイト、自分を応援して信頼してくれている家族、そしてOBやファンの方々の思いを忘れずに、『覚悟』を持って戦います!
◆赤坂樹里(あかさか・じゅり)※写真右
2001(平13)年11月23日生まれ。163センチ。東京・成蹊高出身。人間科学部4年。抱負の意味は、色紙の通りと話す赤坂さん。「少し文章が曲がったので、気持ちはブラさず最後までやりきります」と意気込んでくださいました!
◆荒尾怜音(あらお・れおん)※写真右から3番目
2001(平13)年5月1日生まれ。174センチ。最高到達点305センチ。熊本・鎮西高出身。スポーツ科学部4年。大学に入って、人と自分をよく比べるようになってしまったと話す荒尾選手。最後の舞台では、『自分らしさ』を意識して戦いに挑みます!
◆布台駿(ふだい・しゅん)※写真右から2番目
2002(平14)年3月6日生まれ。158センチ。最高到達点285センチ。東京・早実高出身。社会科学部4年。約1週間続く全日本インカレ。うまくいく時もいかないときも、『軸』をブラさずに戦い抜きます!
◆山田大貴(やまだ・だいき)
2001(平13)年8月7日生まれ。191センチ。最高到達点345センチ。静岡・清水桜が丘高出身。スポーツ科学部4年。誰もがキーマンとして挙げる山田選手。1点1点全力で頑張って、体で喜びを体現できるように、『熱』くプレーします!
【最終回】松井泰二監督
取材・編集 五十嵐香音 写真 井口瞳
最終回は、1年間チームに寄り添い、早大を率いてきた松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)。秋季リーグ戦、全早慶明戦を終え、集大成である全日本大学選手権(全日本インカレ)を控えたチームは、どのような様子かお話を伺った。→続きを読む
◆松井泰二(まつい・たいじ)
千葉・八千代高出身。1991(平3)年人間科学部卒。一昨年と同じく、『全部出せ!!』を色紙に書いていただきました。バレー部のほかにスポーツ科学部や研究科の授業でご多忙な監督ですが、絵やミュージカルを鑑賞するのが休日の過ごし方だそうです。最近は27年ぶりにあったデイヴィット・ホックニーの展覧会に奥様と行かれたとか。意外な趣味を発見しました!
[連載]男子バレーボール部 全日本大学選手権直前特集『GIVE IT YOUR ALL』
ついに全日本インカレが開幕する。迎える集大成、4年生最後の舞台で、誰もが後悔なく終われるようにーー
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