早稲田大学野球部は11月5日・6日、東京六大学野球リーグ戦で慶應義塾大と対戦します。早稲田はすでに優勝の可能性がなくなりましたが、そこは「華の早慶戦」。優勝を狙う宿敵・慶應の胴上げを許さず、勝ち点を奪って有終の美を飾りたいところです。
先発投手として予想されるのは加藤孝太郎 (人間科学部3年)。現在防御率0.88と抜群の安定感を誇っており、最優秀防御率のタイトルがかかる登板となります。
打線では先日、埼玉西武ライオンズにドラフト1位指名された蛭間拓哉副将(スポーツ科学部4年・外野手)に注目。打率は.143と本来の力を発揮できていませんが、2020年秋の早慶戦では奇跡の「逆転優勝ホームラン」を打ち、歓喜の涙を見せました。その長打力を最後の早慶戦で見せてほしい。
主将の中川卓也(スポーツ科学部4年・内野手)にも注目。ドラフト指名からは漏れたものの、次のステージで野球を続けます。秋は力を出し切れていませんが、最後は意地で慶應の優勝を阻止してくれるはずです。
下級生では熊田任洋(スポーツ科学部3年)が打率.310、本塁打2本と好調をキープ。また前カード・立教大戦で延長10回に勝ち越しの2点適時打を放った 山縣秀(商学部2年)も打率 .320と期待が持てます。
目下、本塁打王で東京読売ジャイアンツからドラフト2位指名を受けた萩尾匡也を擁する慶應にどう立ち向かうか。選手も観客も共に熱くなる伝統の早慶戦。学生・教職員・校友・早稲田ファンのみなさま、応援よろしくお願い致します!
◆テレビ中継「BS朝日」(5日)・「NHK Eテレ」(6日)
試合日時
◆1回戦:11月5日(土)13:00~
◆2回戦:11月6日(日)13:00~
【会場】明治神宮野球場
東京六大学野球秋季リーグ戦 11月5日・6日 神宮球場
【連載】秋季早慶戦直前特集『結実』
【2022.11.2】早稲田スポーツ
今春、東京六大学リーグ戦(リーグ戦)で5位に終わった早大。今秋もリーグ戦優勝争いに途中まで加わっていたものの、日曜日の明大の勝利を受けて可能性はなくなった。それでも、春2連敗した宿敵相手に再び負け越すことは許されない。今年1年間、全力で積み上げてきた成果が『結実』するときが来た。→続きを読む
野球部員・応援部員の観戦レクチャーも開催
競技スポーツセンターでは、春に続いて「華の早慶戦」観戦ツアーを開催。試合を実際に見ることで早稲田文化を感じてもらいます。参加学生には事前に、野球部・応援部の部員による観戦レクチャー=写真=が行われました。
観戦レクチャーには野球部から蛭間拓哉(4年)、野村健太(3年)、加藤孝太郎(3年)、中川卓也(4年)、熊田任洋(3年)、清水大成(3年)が参加。オリジナルシールが参加者全員にプレゼントされたほか、アトラクションの勝者に野球部員のサイン入り色紙がプレゼントされました。
早稲田グッズを身に付ければ、気分はもっと盛り上がる!!!
2022年は早稲田スポーツ誕生125周年。記念プロジェクト「BEYOND125」を掲げている早稲田大学は、早稲田スポーツ44部の活動全体を盛り上げていきます。オフィシャルの応援ウェア・グッズも「早稲田スポーツ公式オンラインストア」にて絶賛販売中ですので、是非グッズを身に付けて、熱い応援をよろしくお願いいたします。