【連載】対抗戦開幕対談『Challenger』
【2022.09.15早稲田スポーツ】
いよいよ開幕した関東大学対抗戦。年を越せなかった昨季の悔しさを一人一人が噛みしめている。『Tough Choice』。厳しいことにも妥協せず、細部へのこだわりを突き詰める。その言葉の通りに、我慢の春、鍛錬の夏を仲間と共に乗り越えてきた早大。「チャレンジャーとして一戦一戦を戦い抜く」、そう強く誓う赤黒戦士の思いに迫る。
【第1回】フランカー粟飯原謙×CTB野中健吾(9/15)
【第2回】フッカー佐藤健次×SO守屋大誠×WTB細矢聖樹(9/16)
【第3回】SH宮尾昌典×WTB岡﨑颯馬×CTB松下怜央(9/17)
【第4回】CTB吉村紘副将×WTB槇瑛人×FB小泉怜史(9/18)
【第5回】ロック前田知暉×ロック鏡鈴之介副将×フランカー村田陣悟×プロップ亀山昇太郎(9/19)
【最終回】プロップ井元正大×フランカー植野智也×NO・8相良昌彦主将(9/20)
【第1回】粟飯原謙×野中健吾
取材・編集 谷口花、宮下幸、山田彩愛
初回を飾るのは、粟飯原謙(スポ1=神奈川・桐蔭学園)と野中健吾(スポ1=東海大大阪仰星)だ。早大ラグビー蹴球部に入部してはやくも約5カ月。関東大学対抗戦(対抗戦)が開幕し、1年生ながらに存在感を発揮するルーキーが抱く思いはいかなるものか。早大入学を決めた理由や春夏シーズンの振り返り、初めて挑む対抗戦への思いなど幅広く伺った。→続きを読む
◆粟飯原謙(スポ1=神奈川・桐蔭学園)(※写真左)
2002(平14)年12月8日生まれ。180センチ。88キロ。神奈川・桐蔭学園高出身。スポーツ科学部1年。ボケ担当として場を明るくしてくださった粟飯原選手。色紙は細部にこだわり力強く丁寧に書いてくださいました。『果敢』に鋭いタックルを仕掛け、攻撃を封じるプレーには見応えあり!◆野中健吾(スポ1=東海大大阪仰星)
2003(平15)年4月29日生まれ。181センチ。94キロ。東海大大阪仰星出身。スポーツ科学部1年。ツッコミ担当として雰囲気を和ませてくれた野中選手。春から頭角を現し、対抗戦初戦となった青学大戦ではPOMに選出されました。素早い状況判断で、グラウンドを駆け回る野中選手の躍動に注目です!
【第2回】佐藤健次×細矢聖樹×守屋大誠
取材・編集 有川隼翔、安齋健、谷口花
第2回は、WTB細矢聖樹(スポ2=国学院栃木)、フッカー佐藤健次(スポ2=神奈川・桐蔭学園)、SO守屋大誠(政経2=東京・早実)による対談だ。プライベートも一緒にいるという3人。チームの代表として戦う彼らの思う今年の早稲田は――。お三方の仲良しエピソードや個人的なシーズンの振り返り、そして対抗戦への意気込みなどを伺いました。→続きを読む
◆細矢聖樹(ほそや・せな)(※写真中央)
2003(平15)年3月16日生まれ。162センチ。64キロ。国学院栃木高出身。スポーツ科学部2年。真剣な眼差しで、丁寧に質問に回答してくださった細矢選手。オフの日は、WTB槇選手とFB小泉選手と釣りに行くことがよくあるそう。今季チャレンジする新ポジションは自身の強みを発揮し、さらに高みを目指しながら、今シーズンを『自分らしく』駆け抜けます!◆佐藤健次(さとう・けんじ)(※写真右)
2003(平15)年1月4日生まれ。177センチ。107キロ。神奈川・桐蔭学園高出身。スポーツ科学部2年。ビッグスマイルで雰囲気を明るくしてくださった佐藤選手。とにかく仲間が大好きな佐藤選手は、チームの中でもムードメーカー的存在。「今年は大人になる!」と意気込む佐藤選手のパワフルなプレーで、チームに勝利を引き寄せてくれることでしょう!◆守屋大誠(もりや・たいせい)
2002(平14)年8月17日生まれ。175センチ。84キロ。東京・早実出身。政治経済学部2年。普段の試合とは違う一面があり、場を面白くしてくださった守屋選手。最近は『六本木クラス』を見ているそう。今季対抗戦初の赤黒に袖を通し、確実な成長を見せています。ライバルは自分自身。ディフェンス面で積極的に体を張り続ける姿には要注目です!
【第3回】宮尾昌典×松下怜央×岡崎颯馬
取材・編集 谷口花、森田健介
第3回に登場するのは、SH宮尾昌典(スポ2=京都成章)、WTB岡﨑颯馬(スポ3=長崎北陽台)、CTB松下怜央(スポ4=神奈川・関東学院六浦)のBK陣だ。学年はそれぞれ異なるが、チームのアタックには欠かせないお三方。春夏を経た現在のチームやBKの状態、関東大学対抗戦(対抗戦)に向けた思いなど幅広く語り合う。→続きを読む
◆宮尾昌典(みやお・まさのり)(※写真右)
2002(平14)年6月1日生まれ。165センチ。70キロ。京都成章高出身。スポーツ科学部2年。持ち前の明るさで場を楽しくしてくださった宮尾選手。巧みなパスで展開ラグビーの中核を担い、積極果敢に仕掛けるタックルで相手にプレッシャーを与える姿は、見る者を魅了します。堂々とフィールドに立ち、純粋にラグビーを楽しむ宮尾選手の『笑顔』にご注目ください!◆松下怜央(まつした・れお)(※写真中央)
2001(平13)年1月31日生まれ。183センチ。93キロ。神奈川・関東学院六浦高出身。スポーツ科学部4年。アウトドアな趣味を多く持っているという松下選手。「チームには欠かせない存在」と仲間からの評価も高い。武器とするフィジカルを生かしながら激しく突き進むプレーには見どころ満載。ラストイヤーとなる今季、BKの要として縦横無尽に駆け回る姿には目が離せません!◆岡﨑颯馬(おかざき・そうま)
2001(平13)年11月20日生まれ。177センチ。88キロ。長崎北陽台高出身。スポーツ科学部3年。80分間を通してパワーあふれる強気なプレーを見せる岡﨑選手。常に笑顔だと宮尾選手が言うように、仲間思いなところが印象的です。力強さのあるアタックでチームに勢いをもたらし、試合中は「エナジー!」と途切れることなくチームに声掛けをする姿には要注目です!
【第4回】吉村紘×槇瑛人×小泉怜史
取材・編集 谷口花、濵嶋彩加、山田彩愛
第4回は、ラストイヤーを迎えるSO/CTB吉村紘(スポ4=東福岡)、WTB槇瑛人(スポ4=東京・国学院久我山)、FB小泉怜史(文構4=東京・早実)による対談をお送りする。早大入学前から知り合うお三方。早大でのラストシーズンとなる今秋、『荒ぶる』に向けたこだわりや今抱く素直な思いを語り合う。→続きを読む
◆吉村紘(よしむら・こう)(※写真左)
2000(平12)年10月7日生まれ。175センチ。84キロ。東福岡高出身。スポーツ科学部4年。時折ツッコミながら対談を盛り上げてくださった吉村選手。何事にもストイックに突き進む一方、意外な一面もあるんだとか。高確率なキックと的確な状況判断でアタックをけん引し、『勝』利にこだわる姿に注目です!◆槇瑛人(まき・えいと)(※写真中央)
2000(平12)年10月18日生まれ。176センチ。88キロ。東京・国学院久我山高出身。スポーツ科学部4年。とても明るく、部内ではいじられキャラだという槇選手。ボールを持てばトライにつなぐ力を持つ圧巻なランは注目ポイント。鋭いステップで相手を抜き去り、早大を勝利に導きます!◆小泉怜史(こいずみ・さとし)
2000(平12)年6月22日生まれ。178センチ。87キロ。東京・早実高出身。文化構想学部4年。仲間から慣れ親しまれやすく、笑顔な姿が印象的な小泉選手。安定したロングキックを誇り、相手ディフェンスを振り切るフィジカルには見応えあり。攻守共に躍動し、チームの最後の砦となります!
【第5回】亀山昇太郎×村田陣悟×前田知暉×鏡鈴之介
取材・編集 谷口花、山田彩愛、横松さくら
第5回に登場するのは、プロップ亀山昇太郎(スポ2=茨城・茗渓学園)、フランカー村田陣悟(スポ3=京都成章)、ロック鏡鈴之介(法4=東京・早大学院)、ロック前田知暉(社4=東海大大阪仰星)のFWを率いる4人だ。徐々に、春から尽力してきたセットプレーへの自信を示す選手たち。そしてチームとして取り組んできたことや先輩後輩同士で抱く今年度チームへの思いなどを幅広く伺った。→続きを読む
◆亀山昇太郎(かめやま・しょうたろう)(※写真中央左)
2002(平14)年9月17日生まれ。175センチ。116キロ。茨城・茗渓学園高出身。スポーツ科学部2年。スクラムの最前線に立ち、勢いをもたらす亀山選手。先輩に愛され、先輩が大好きな様子が十分に伺えました。スクラムにかける思いは人一倍。着実にボールを前へと運び、終始体を張り続ける献身的なプレーに注目です!◆前田知暉(まえだ・ともき)(※写真右)
2000(平12)年9月27日生まれ。180センチ。95キロ。東海大大阪仰星高出身。社会科学部4年。どんな質問にも明るく答えてくださった前田選手。力強いボールキャリーで好機をもたらし、ブレイクダウンの攻撃に激しく絡む積極性には見どころあり。早大の4番としてピッチ上を大暴走し、注目の的となります!◆村田陣悟(むらた・じんご)(※写真中央右)
2002(平14)年2月22日生まれ。185センチ。102キロ。京都成章高出身。スポーツ科学部3年。亀山選手との掛け合いで場を面白くしてくださった村田選手。上級生になった責任感がとても感じられます。野心的なジャッカルでピンチを救い、相良主将を胴上げするべく一歩ずつ突き進んでいく姿には目が離せません!◆鏡鈴之介(かがみ・すずのすけ)
2000(平12)年12月4日生まれ。182センチ。105キロ。東京・早大学院高出身。法学部4年。チームを第一に考え、仲間思いな姿が印象的な鏡選手。ケガで苦しみつつも、冷静にチームを分析し、自分にできることを模索しています。持ち前のディフェンス力の強さを武器に、再び赤黒に袖を通す日を目標に奮闘する姿には大注目です!
【最終回】井元正大×植野智也×相良昌彦
取材・編集 川上璃々、濵嶋彩加、山田彩愛、谷口花
最終回を飾るのは、早実高を卒業し、共にラグビーをして7年目を迎える3人。プロップ井元正大(文4=東京・早実)、フランカー植野智也(法4=東京・早実)、NO・8相良昌彦(社4=東京・早実)だ。互いの成長を実感し、今早大を背負うお三方が抱くラストイヤーとなる今季はどのようなものか。高校時代の話や今の自身の状態、ラストイヤーにおける個人の目標など幅広く伺った。→続きを読む
◆井元正大(いもと・しょうた)(※写真左)
2000(平12)年10月29日生まれ。165センチ。98キロ。東京・早実高出身。文学部4年。注目選手として、部員から多く名前が挙がった井元選手。スクラムを押したときに爆発させる彼の喜び顔は、今季の早大を象徴づけています。1年の春、入部式で誓った思いを胸に、最前線で早大のスクラムを救う大黒柱となります!◆植野智也(うえの・ともや)(※写真右)
2000(平12)年8月22日生まれ。167センチ。85キロ。東京・早実高出身。法学部4年。強みの低く突き刺さるタックルで相手を阻み、ディフェンスの要となる植野選手。ケガで悩まされた春夏を乗り越え、最後の秋に向けて準備を固めます。憧れの『早稲田の7番』の座を再び勝ち取り、ひたむきにプレーする姿には注目です!◆相良昌彦(さがら・まさひこ)
2001(平13)年2月1日生まれ。180センチ。98キロ。東京・早実高出身。社会科学部4年。主力として1年生から試合に出続け、ついにラストイヤーを迎える相良主将。「『タフ』さを自らが体現している」と、部員からの信頼も厚い。高いワークレートでチャンスを引き寄せ、チームを『荒ぶる』へと導いてくれることでしょう!
[ラグビー連載]
対抗戦開幕対談『Challenger』今季こそは『荒ぶる』を。チャレンジャーとして挑む一戦一戦、選手の抱く思いを伺いました。本日より6日間にわたってお届けします。乞うご期待!
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— 早稲田スポーツ新聞会 (@waseda_sports) September 15, 2022