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世界選手権 バレー部大塚ら日本代表、決勝Tで強豪・フランスと対戦

キューバを破り、決勝トーナメント進出を決めた日本(写真:Jure Makovec / AFP)

早稲田大学バレーボール部に所属する大塚逹宣(スポーツ科学部4年)と、同部OBの宮浦健人(2021年卒・ジェイテクトSTINGS)・村山豪(2021年卒・ジェイテクトSTINGS)が、日本代表メンバーとして出場しているバレーボールの国際大会「世界選手権」。日本代表は4チーム総当たり戦の1次ラウンドB組を2勝1敗とし、決勝トーナメント進出を決めました。

7月まで長期に及ぶネーションズリーグを戦い抜き、史上最高の5位となった日本。世界選手権は4年に1度、オリンピックの中間年に開催されており、世界の頂点を競う重要な大会での躍進にも期待がかかります。計16チームが出場する決勝トーナメントでは、日本はD組1位のフランスと対戦することになりました。フランスは東京オリンピックで金メダルを獲得した強豪です。試合は9月5日午後9時(日本時間6日午前4時)に行われます。

開幕戦 大塚スタメン出場、カタールに3-0で勝利

カタール戦でアタックする大塚(写真:Jure Makovec / AFP)

開幕戦のカタール戦は終始日本のペースで進みました。OH大塚がスタメンとして出場し、粘り強いレシーブで攻撃を支えます。相手の意表を突く巧みなフェイントも見られました。中盤にはOP宮浦が途中交代ながら安定したプレーを見せました。強力なサーブと安定したサーブレシーブで相手を寄せ付けず、セットカウント3-0(25-20、25-18、25-15)で勝利し、幸先の良いスタートを切りました。

2戦目 ブラジルに0-3で敗れる

ブラジル戦試合前の整列。村山(26番)、宮浦(16番)、大塚(5番)の早稲田勢が並んだ(写真:Jure Makovec / AFP)

2戦目は世界ランキング4位のブラジルと対戦し、この日も大塚はスタメンとして出場しました。OP西田有志(ジェイテクトSTINGS)のサービスエースで良い滑り出しとなりましたが、ブラジルの強力なサーブに崩され逆転を許します。第2セットから調子を上げたブラジルの勢いを止められず、セットカウント0-3(21-25、18-25、16-25)で敗戦しました。

3戦目 大塚のアタックでマッチポイント キューバに勝利で決勝進出

得意のパイプ攻撃で勝利を引き寄せた大塚(写真:Jure Makovec / AFP)

ベスト16を決めるために負けられない3戦目は、キューバと戦いました。第1セットは日本が先取しましたが、そのあと取り返されるシーソーゲームとなります。第4セットは相手に先行を許す場面で大塚がコートに送られ、起用に応えるサーブでキューバに詰め寄ります。大塚得意のパイプ攻撃(前衛MBをおとりにしたバックアタック)でマッチポイントを握り、セットカウント3-1(25-18、21-25、25-15、25-19)で勝利しました。この結果により日本は2勝1敗で決勝トーナメント進出を決めました。

決勝トーナメントでは、日本時間9月6日早朝4時から。東京オリンピック、ネーションズリーグ王者のフランスと対戦します。先の大会でも対戦し2敗を喫した強敵にどこまで迫れるか。パリ五輪を見据えて、ベスト4入りを視野に入れる日本にとっては、越えなくてはならない壁となります。スタートで流れを持っていかれずに食らいつき、まずはベスト8入りを狙います。

文・五十嵐香音(学生スタッフ・政治経済学部2年)

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