
インカレ準決勝でバックハンドを放つ岩越
高校時代にも全国大会で活躍していた岩越だが、大学に入って感じたのは、高校までとの大きな差だった。「練習の質が全然違う」。監督やコーチの指示に従うだけではなく、自分で考えて練習に取り組まなければならなかった。そんな環境に驚きながらも、岩越は下級生の時から試合に出場し、チームの中心として経験を積む。その中で1年時から、将来的に主将を担うことを意識していた岩越。「チームのことは私が考えようと思っていた」という。たった1人の女子の同期である笹尾明日香(社=神奈川・横浜隼人)には、卓球に専念してもらおうと考えたのだ。→続きを読む