
フォアハンドを放つ五十嵐
高校時代から早大に進学したいと考えていた五十嵐。入学後からすぐに試合に出場するようになり、下級生ながらチームの中心選手となっていた。順調に滑り出した早大での卓球人生だったが、新型コロナウイルスが広がると状況は一変。3年時には、進もうとしていた実業団が採用を控えることを決定し、就職先が目の前で消えた。その中でがむしゃらに練習を続けていると、今度はケガをしてしまう。当時のことを、五十嵐は4年間で一番辛かった思い出として語る。それでも、持ち前の「そんなに悩まない楽観的」な性格もあり、「今できる最大限をやろう」と考えることで気持ちを保ってきた。→続きを読む