早稲田大学ソフトボール部女子は10月16日に行われた第53回東京都大学連盟秋季リーグ戦で日体大、東京富士大と対戦しました。初戦の日体大戦は3-2で見事勝利、続く東京富士大戦も4-3の劇的なサヨナラ勝利を飾りました。
詳細は以下、早稲田スポーツ新聞会の記事をご覧ください。
第53回東京都大学連盟秋季リーグ戦 10月16日 埼玉・東京富士大学日高総合グラウンド
攻守がかみ合い強敵相手に連勝!秋季リーグ戦優勝に王手
【2021.10.21 早稲田スポーツ】記事 阿部優歩
10月16日土曜日、この日は2試合を行うハードな1日となった。対戦相手は日体大と東京富士大。早大は初戦の日体大との熱戦を制すと、続く東京富士大との試合をサヨナラ勝利で締めくくる。これで開幕から無敗の4連勝となった。
この日の初戦は日体大。東京都大学春期リーグ戦を制している強敵である。この試合の先発は増田侑希(スポ4=香川・高松南)が務めた。2回に本塁打を浴び1点を先制されるも、ここで崩れないのが増田である。その後は7回まで要所を締める好投を披露し、相手打線に得点を許さない。
そんな増田を援護しようと打線が躍動する。5回に相手のエラーで出塁すると、塁を進め2死二塁とチャンスを作る。ここで打順は吉澤一花(人科2=東京・桐朋女子)に回る。1ボールの後の2球目、一二塁間を抜ける安打を放つとこの間にランナーが生還、同点に追いつく。
そして同点で迎えた8回、早大は勝負を仕掛ける。先頭の9番・関綾乃(スポ1=千葉経大付)がタイブレーク制によって二塁に進むと、1番・井田菜摘(スポ3=群馬・高崎健康福祉大高崎)が四球を選ぶ間に、関が盗塁に成功、無死一、三塁とチャンスを作る。また、2番・松本日和(スポ2=東京・日本大学第二)への二球目、井田も盗塁に成功。そして4番・渡邉佳子(スポ3=東京・学習院女)に打順が回る。チームの要ともいえる渡邉はここで中堅手の前に落ちる中前打を放つと、その間に走者2人が生還。主砲の一振りが貴重な追加点をもたらした。その裏、増田は相手に1点を返されるも、しっかりと後続を抑える。3対2で見事勝利した。