早稲田大学ラグビー蹴球部は来年に向けて新たにスタートを切りました。早稲田スポーツ新聞会は、コロナ禍を健闘した3人の4年生に取材を行った。
【連載】ラグビー卒業記念特集『門出』
【2021.03.31 早稲田スポーツ】記事 田島璃子、谷口花、内海日和 写真 山口日奈子氏、細井万理男氏
型コロナウイルスが流行し始めてから1年の時が経とうとしている。およそ2カ月間に及ぶ部活動停止から始まり、春シーズン試合の全中止、夏合宿の中止、観客数の制限など異例続きの1年を戦い抜いた選手たちは、新しい道へと歩みを進めようとする今何を思うのだろうか。委員、エース、主務とそれぞれ異なる立場に身をおいた3人の選手にお話を伺い、その『門出』を祝福する。→続きを読む
【第1回】高木樹(法学部)
大学でラグビー蹴球部の一員として活動することは、グラウンドの上で競技をすることだけを意味するのではない。Bチームのキャプテンを務めながら、委員として早大ラグビー蹴球部の文化の継承、組織形成の要にもなった高木樹(法=大阪・早稲田摂陵)。赤黒ジャージを目指す部員、大きな組織をけん引する立場、それぞれの面から、高木がラグビーとともに過ごした10年間を追う。→続きを読む
【第2回】古賀由教(スポーツ科学部)
ボールを手にすると、圧倒的なスピードと華やかなトライで多くの人々を魅了する。単に速さだけではない。果敢にタックルを仕掛け、攻撃を封じる。献身的な守備も古賀の魅力の一つだ。そのプレーの根本は、ラグビーを楽しむことにある。ラグビーをこよなく愛する男、古賀由教(スポ=東福岡)のラグビー人生を辿っていく。→続きを読む
【第3回】亀井亮介(スポーツ科学部)
大学ラグビーでは、試合中に監督ら指揮官はベンチにいない。そんな中、ベンチで黒いボードを片手に、審判らに交代を伝えるのは主務である亀井亮介(スポ=長野・飯田)だった。プレーヤーとして2年、スタッフとして2年の時を早大ラグビー蹴球部で過ごした亀井。昨シーズン、ベンチからピッチを見つめ続けた亀井の胸には一体どんな思いが広がっていたのだろうか。→続きを読む