『大きな成長』 早稲田スポーツ新聞会は、卒業記念特集でバレーボール部卒業生の思いを伝えています。
【連載】『令和2年度 卒業記念特集』
【2021.02.25 早稲田スポーツ】記事:西山綾乃 写真:藤原映乃氏、萩原怜那氏、杉山睦美氏
【第28回】村山豪(スポーツ科学部)
『チームの頭脳へ』
早大のバレーを見た人々は口をそろえてこう言う。「隙がない」。各世代のトッププレイヤーが集まり、その一人一人が高いポテンシャルを生かして組織として機能してきた。結果、今年度のチームは大学生相手の試合で1セットも落とすことなく幕を閉じた。そんなチームの頭脳を担ってきたのは、副将の村山豪(スポ=東京・駿台学園)。練習では後輩の指導を、試合では戦術の共有をしていた。だが「3年生まではただ黙ってプレーしていて、周りに気を配るというよりもマイペースなタイプだった」という。そんな村山の最後の1年、そして大学バレーを通して成長した姿に迫る。→続きを読む
【第29回】宮浦健人(スポーツ科学部)
『悔しい気持ちをバネにして』
宮浦健人(スポ=熊本・鎮西)と言えば『早稲田のエース』『大学ナンバーワンオポジット』。鍛え抜かれた体躯から繰り出されるパワフルなスパイクやジャンプサーブで、チームの全日本大学選手権(全日本インカレ)4連覇に大きく貢献した。これまで数々の輝かしい実績を残してきたものの、負けて悔しい思いをしたことの方が多かった。だが「悔しい気持ちがいつだって自分を成長させてくれた」という。そんな宮浦のバレー人生における悔しさと成長を追った。→続きを読む
【第30回】井上裕利惠(スポーツ科学部)
『支えてくれてありがとう』
「本当に感謝しかないです」。4年間で最後の試合である早慶戦を終えたとき、井上裕利惠主将(スポ=岡山・就実)はいつものように屈託なくそう語った。大エースにはなれなくとも、感謝を伝え続けるその姿勢と努力でチームを導いた井上の奮闘の日々に迫る。→続きを読む