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箱根往路、早大11位 相楽監督「厳しい順位だが、目標達成へ全力尽くす」

大手町を一斉スタートした選手たち。1区・井川は区間5位と好走したが…(共同通信)

早稲田大学競走部は1月2日、第97回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝2021)に出場し、往路を11位でゴールしました。「総合3位」をチーム目標として、箱根路に挑みましたが悔しい展開となりました。1から3区まで主力を次々と投入し、4区では8位で襷を受けた鈴木創士(スポーツ科学部2年、静岡・浜松日体)が5人抜きの好走を見せて3位に浮上するも、鬼門の“山”5区で沈みました。しかし、復路にも主力を温存しており、目標達成に向けた奮起と「復路優勝」が期待されます。

相楽豊監督は「見た目の順位は悪いのですが、前がかなり短いタイム差で詰まっています。一方でのんびりしているとすぐに後ろから追いつかれてしまうので、攻めの姿勢を貫いて目標を達成するために全力を尽くしたいと思います」と話しました。

第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(往路成績)
区間 距離 名前 記録 区間順位
1区 21.3キロ 井川龍人 1時間03分17秒 5位
2区 23.1キロ 太田直希 1時間08分17秒 13位
3区 21.4キロ 中谷雄飛 1時間03分29秒 6位
4区 20.9キロ 鈴木創士 1時間03分03秒 3位
5区 20.8キロ 諸冨湧 1時間17分06秒 19位
早大・往路  5時間35分12秒(第11位)
第97回東京箱根間往復大学駅伝 1月2・3日 東京・大手町読売新聞東京本社前⇔神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場入口

主力を投入するも最後まで流れをつかめず、11位に沈む

【2021.01.02早稲田スポーツ】記事:星合和美

11月の全日本大学駅伝対校選手権(全日本)では一時先頭を走るなど大いに見せ場を作り、5位に食い込んだ早大。1万メートル27分台ランナーを参加校で唯一2人擁し、総合3位以内を目標に掲げて今大会に挑んだ。1区の井川龍人(スポ2=熊本・九州学院)が区間5位で好発進するも、Wエースを配置した2区、3区で勢いに乗りきれない。4区で鈴木創士(スポ2=静岡・浜松日体)が順位を8位から3位に押し上げる快走を見せるが、5区で失速し、シード圏外の11位で往路を終えた。 →続きを読む

 

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