9区 小指卓也(スポーツ科学部2年、群馬・学法石川)
5千m:13分 41秒 01
1万m:29 分 42 秒 82
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Q.今シーズンは5000メートルの自己ベストも更新し、日本選手権にも出場しました。どのような変化があったのでしょうか。
技術的なことを重視して効率の良い走りを目指しました。昨シーズンは踵から地面に接地するフォームで、腰や背中が痛みやすく、ふくらはぎも張りやすい状態でした。「この走りでは絶対に20キロは持たない」という話を相楽監督として、フラット接地に変えるために、必要な筋力と意識と動きを作ることに監督と一緒に取り組みました。
Q.その成果は感じていますか。
スピードも以前よりも乗りやすくなって、長い距離を走るのも足が疲れにくくなったと、かなり成果を感じています。正直に言って、日本選手権に出場するところまで行くとは思っていなかったのですが、昨シーズンとは走りも動きも変わってきて、少なくとも日本選手権の標準記録を目指すレースでは、13分55秒くらいは切れるなという感覚でスタートラインに並ぶことができて、心の持ちようというのが変わりました。最近ではしっかりと走り込みができていて、高校時代とは変わって10キロ、15キロ以上は持つような体に、成長したと思います。
Q.箱根駅伝で5000メートルのスピードを生かすとなると、下りも考えられるかと思いますが、ご自身はどのように思われますか。
スピードが持ち味なのでスピードにはこだわりますが、スタミナが全くないというわけではありません。おそらくスピードがあるからこそ、ある程度のペースでも長く押して行けるという感覚もあるので、6区も視野に入れつつ、復路のどこかで走れるように準備したいと思っています。
Q.箱根駅伝への意気込みを語ってください。
箱根駅伝で出走することになれば、初めての経験になります。当然、緊張もありますし、距離への不安というのも多少はありますが、だからと言って前半を押さえ気味に入るような萎縮した走りをする気はありません。自分の持ち味であるスピードを生かし、積極的な走りをして、次の走者など、チームにしっかりと良い影響を当たれられる走りをしたいと思います。
取材は2020年12月20日に行いました。
小指卓也(スポーツ科学②・学法石川)
日本選手権で臙脂デビューを果たし、勢いに乗っているスピードランナー。ギアチェンジ後のスピードはまさにビームの如し。爆発力で箱根路を沸かせる!!【応援ハッシュタグ】#こゆびーむ#箱根駅伝まであと11日#臙脂のサムライ pic.twitter.com/nUhVIXmeru
— 焼きジャケ侍(早稲田大学駅伝・長距離) (@2020_wild) December 22, 2020
https://www.waseda.jp/inst/athletic/news/2021/01/03/16364/