早稲田大学競走部は12月4日、陸上の日本選手権・長距離種目の男子10000メートルに中谷雄飛(スポーツ科学部3年)、太田直希(同3年)、男子5000メートルに小指卓也(同2年)が出場しました。中谷は27分54秒06(総合12位)、太田は27分55秒59(総合13位)と、それぞれ自己ベストを更新して27分台を記録し、早稲田大学は箱根駅伝2021出場校で唯一、10000メートル27分台のランナーを2名擁するチームとなりました。
小指は初めてとなる臙脂のユニホームを着ての出場となり、13分58秒30のセカンドベストの記録でゴールしました。
中谷「直希と共に27分台を出せたのは本当に嬉しい!」
日本選手権 10000m 27'54"06!!
直希と共に27分台を出せたのは本当に嬉しいです!
来年は更に上の順位を目指して頑張ります。
沢山の応援ありがとうございました。@jaaf_official #日本選手権長距離#10000m#同期 pic.twitter.com/smOGi5UkLb— 中谷雄飛 / YUHI NAKAYA (@Yuhi1230saka46) December 4, 2020
競走部コメント
中谷
「今回のレースでは自分らしい積極的な走りをすることができました。まだまだトップ選手との差は大きいのでここからまたしっかりとトレーニングを積み、来年は更に上の順位を目指せるように頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました」
太田
「初めての日本選手権でしたが、うまく走ることができました。この勢いのまま箱根駅伝でもチームに貢献できるよう全力で頑張ります。応援ありがとうございました」
小指
「本日は応援ありがとうございました。全く歯が立たなく悔しいレースとなってしまいました。気持ちを切り替えて箱根駅伝に向けてチーム一丸となって頑張りたいと思います」
第104回日本選手権・長距離種目 12月4日 大阪・ヤンマースタジアム長居
中谷、太田が1万メートル27分台! 小指はエンジデビューを飾る
【2020.12.05早稲田スポーツ】記事:町田華子 写真:高橋優輔、名倉由夏、青山隼之介、布村果暖

27分台をマークし、笑顔でゴールする中谷
多くの有力選手が集い、東京五輪代表の座をかけて争った、日本選手権・長距離種目。早大からは3名の選手が出場した。1万メートルタイムレース1組に出場した中谷雄飛(スポ3=長野・佐久長聖)は、序盤から先頭に立つ積極的な走りを見せ、27分54秒06の自己新記録をマークして組2着でゴール。太田直希(スポ3=静岡・浜松日体)も27分55秒59で中谷に続いた。小指卓也(スポ2=福島・学法石川)は、初めてエンジのユニフォームを身にまとい、5000メートルに出場。13分58秒30のセカンドベストでゴールした。 →続きを読む

ゴール後、ガッツポーズを繰り返した中谷に太田が歩み寄り握手を交わした

一人で前を追う小指