早稲田大学米式蹴球部は11月15日、アメリカンフットボールの関東大学秋季リーグで明治大と対戦し、21−28で敗れました。米式蹴球部は3年連続の関東王者、甲子園ボウル出場の道が閉ざされ、無念の敗戦となりました。
米式蹴球部は10月下旬、部員1名に新型コロナウィルス感染症の陽性が判明したため活動停止となり、11月11日から練習を再開しましたが、チームコンディションに不安が残る中での戦いでした。
高岡勝監督(1992年 人間科学部卒)は「部員たちは一つになって最後まであきらめずによくがんばりました」と話し、試合後、選手たちに「『特別なシーズン』で、さらに我々にとっていろいろな試練があった中で、残り0秒になるまで全員であきらめなかったことは我々の取り組みの成果だった。次の東大戦に向けて2週間をどう過ごすかで、BIGBEARSの文化を高めることができる。下を向かず、前を向いて行こう」などと声をかけました。
次戦の最終節は11月28日(土)、順位決定戦となり、 東京大学と対戦します。応援、よろしくお願いいたします。
【明治大学戦、敗戦】
本日の明治大学戦は、21-28で敗戦いたしました。
攻防共に奮闘するも、最後に勝ち切ることができませんでした。
日本一は叶わなくなってしまいましたが、残す順列決定戦も、ご声援をどうぞ宜しくお願いいたします。次戦:11月28日(土) vs.東京大学
14:45 Kick off pic.twitter.com/GCKXWQTRig— 早稲田大学米式蹴球部 BIG BEARS (@wasedafootball) November 15, 2020
関東大学秋季リーグ 11月15日 東京・アミノバイタルフィールド
厳しいコンディションの中、秋季リーグ3連覇を目指すも惜敗
【2020.11.17早稲田スポーツ】記事:小野寺純平 写真:安岡菜月
初戦の桜美林大戦に勝利した早大は、2戦目の明大戦を迎えた。この試合に勝てば、日大が待ち受ける関東大学秋季リーグ戦(リーグ戦)1位決定戦に進め、引き分け以下で3年連続関東王者への、そして3年連続甲子園ボウル出場への道は断たれてしまう。万全な状態で大一番に臨みたい早大であったが、練習再開から4日しか経っておらず、コンディションに不安が残る。桜美林大戦の修正点を克服しつつ、どこまでコンディションを上げられるかに全てがかかっていた。試合は、明大に14点を先制されるが、第2クオーター(Q)で14点を取り返し、試合を折り返した。後半開始直後にもTDを奪われ、再度追いつくものの、追加点を相手に許し21-28で惜しくも敗れた。 →続きを読む