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早川主将、ドラフト1位で楽天へ 「大学で見つけた武器、プロでも発揮」

グローブとボールを手に、笑顔を見せる早川主将

プロ野球の新人選択(ドラフト)会議が10月26日に都内で開かれ、早稲田大学野球部第110代主将・早川隆久投手(スポーツ科学部4年)が4球団(ヤクルト・楽天・西武・ロッテ)から1位で指名されました。抽選の結果、東北楽天ゴールデンイーグルスが交渉権を引き当てました。

早川主将は授業があり、野球部室内練習場で行われた記者会見に臨んだのは指名から2時間以上たった20時ごろ。新型コロナウィルス対策のためマスク姿で挨拶し、「この度、東北楽天ゴールデンイーグルスさんからご指名をいただいた早川隆久です。率直な気持ちを言うと、ここまで評価してもらったことはすごくうれしいです」と喜びを語りました。

マスク姿で質疑応答に応じる早川主将

最速155キロの豪球が注目される左腕。「大学4年間で武器というものも見つけられた。その武器をプロの世界でも発揮できるように準備していきたい」とし、「スピードを生かして、変化球などを丁寧に投げ分け、三振を奪い、打ち取ったりしてゲームメイクできれば」と抱負を述べました。

早川主将はドラフト会議の様子を安部寮内のラウンジで見守っていたとのこと。指名後、小宮山悟監督から「おめでとう。プロに行っても頑張ってこい」とエールを送られるとともに、「早慶戦に向けてもう一段階、ギアを上げてくれ」と鼓舞されました。

室内練習場に掲げられている「野球部愛」「練習常善」「部員親和」「品位尊重」「質素剛健」「他人迷惑無用」などの野球部部訓。部訓と共に小宮山監督の薫陶を受けて成長を遂げた早川主将は「部訓を深掘りしていく中で、奥深いもの、早稲田大学野球部の歴史の重みを、身にしみて感じることができた。早稲田に入ってよかった」と、4年間を振り返りました。

11月7・8日、10季ぶりの優勝がかった早慶戦に、エースとして、歴史の重みを背負った背番号「10」として、全てをかけて挑みます。

プロ野球ドラフト会議 10 月26日 東京都内

4球団競合の早川は楽天へ!今西は悔しい指名漏れに【会見全文掲載】

【2020.10.26 早稲田スポーツ】記事、写真:池田有輝

今日26日、稲穂戦士2人がプロ野球ドラフト会議に臨んだ。早川隆久主将(スポ4=千葉・木更津総合)は1巡目で4球団が競合し、東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天)が交渉権を獲得。来年からのプロ野球人生を杜(もり)の都・仙台でスタートすることとなった。一方の今西拓弥(スポ4=広島・広陵)は最後まで名前を呼ばれず、指名漏れに。明暗が分かれる結果となった。

 早川は今年、主将兼エースとして圧巻の投球を披露。東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)では明大戦で自己最速の155キロを記録し、初の完投勝利。秋季リーグ戦でもここまで防御率0.25と圧倒的な成績を残しており、大学ナンバーワン投手として注目を浴びていた。この日は既に1位指名を公表していた千葉ロッテマリーンズ、東京ヤクルトスワローズの他、楽天と埼玉西武ライオンズが1巡目で指名。抽選の結果、楽天が交渉権を獲得した。早川は「ここまで評価してもらい、指名されたことはすごくうれしい」と喜びを語った。また「新人王を狙っていければ」と新天地での決意を述べた。→続きを読む


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