2019年12月22日(日)、「天皇杯全日本レスリング選手権」が駒沢体育館で行われ、女子50kg級にレスリング部の須﨑優衣選手(スポーツ科学部2年)が出場し、優勝しました。
前日の準決勝ではリオデジャネイロ五輪・金メダリストの登坂絵莉選手(東新住建)に勝利、迎えた決勝では世界選手権代表の入江ゆき選手(自衛隊)を2-1で破り優勝。これにより、須﨑選手は2020年3月に中国・西安で行われる東京オリンピック・アジア予選の代表に決定しました。
夢舞台へのスタートラインに
須﨑選手は、2019年7月のプレーオフで世界選手権代表を逃したことで、オリンピック出場の夢が遠のきました。しかし、吉村祥子コーチの「0.01%でも可能性があるなら頑張ろう」の言葉を信じて、あきらめない心で練習に取り組み、再び訪れたチャンスを掴みました。2019年10月21日の早稲田大学創立記念日では、「早稲田スポーツアニバーサリーステージ」で抱負を述べると共に、初めて訪れた「早稲田スポーツミュージアム」で『早稲田魂』を胸に、東京オリンピックへの決意を語っていました。
須﨑選手は、3月のアジア予選で準優勝以上の成績となれば、念願の東京オリンピック代表に内定することとなります。夢の舞台に近づくスタートラインに立った須﨑選手。世界と闘う須﨑選手、レスリング部への熱い応援よろしくお願いします。