「学生参画・スチューデント・ジョブ」スタッフの横顔
競技スポーツセンター 学生スタッフ
政治経済学部 2年 馬塲 貴子(ばば・きみこ)
大学で重要な役割を担っている、キャンパスで学び、働く学生たち。実際の「学生参画・スチューデント・ジョブ」にはどのような学生が、どのようなスケジュールで携わっているのか、彼らの横顔を紹介します。今回は政治経済学部に在籍し、競技スポーツセンターの学生スタッフとして働く馬塲貴子さんです。公認サークル「早稲田スポーツ新聞会」にも所属し、早稲田スポーツの広報を担っている馬塲さんの日常を紹介します。
Q. スチューデント・ジョブにはいつから関わるようになりましたか?
今年の3月にアルバイトに応募し、4月から勤務を開始しました。
Q. 始めたきっかけは何ですか?
授業が平日に多い私にとって、移動せずにキャンパス内でアルバイトができることは魅力的でした。応募先に競技スポーツセンター(以下、競スポ)を選んだのは、自分が所属しているサークル(公認サークル「早稲田スポーツ新聞会」)で体育各部と関わりがあったことが最大の理由です。
Q. どんな仕事をしていますか?
主にWebサイトの更新など、広報に関する仕事をしています。また、サークル活動での記事執筆の経験を生かし、スチューデント・ジョブでも体育各部の試合結果の記事を執筆することがあります。
Q. スチューデント・ジョブに参加するようになって感じたことを教えてください。
競スポで職員の方々との交流を通じて、早稲田大学の良いところを多く知ることができました。早稲田には多様性や愛校心など、他の大学に誇れるような点がたくさんあると思います。
また、身近なところに体育各部の部員がいることをより実感しました。大学での勉学の傍らでスポーツにも力を注ぐ文武両道の姿勢に、同じ大学生として日々刺激を受けています。
スチューデント・ジョブに関する点では、大学の施設で働けるという点でインターンのような側面があると思います。職員の方々にさまざまなことを教えていただきながら経験を積むことができるので、やりがいもあり、勉強になります。
Q. 学業とスチューデント・ジョブ、サークル活動など、複数のことを両立させるために、どのような工夫をされていますか?
平日は授業やアルバイト、サークル活動(取材)があり、土日も試合の取材に出掛けることが多いです。そのため、プライベートな用事や勉強、記事の執筆などは、隙間時間を利用して少しずつ進め、やるべきことを毎朝リストアップしてから大学に行くようにしています。
サークルでは主に応援部の取材を担当(左:応援部員との対談、右:箱根駅伝の取材)
Q.スチューデント・ジョブについて、足りない部分、大学側に提言したい部分はどのようなことでしょうか。
自分の勤務環境には不足を感じる点はありません。提言したい部分は、学生スタッフの採用を増やすことです。大学内でのアルバイトは、私のように大学での滞在時間が長い学生に向いています。学生が大学でより有意義に過ごし、経験を積むためにも、より多くの学生にスチューデント・ジョブについて知ってもらいたいです。
Q. 今後の抱負や、チャレンジしようと思っていることを聞かせてください。
現在、競スポの学生スタッフ3人で手分けしてマニュアルを作成しています。後続の学生スタッフが働きやすい環境を整えることに注力しながら、広報のさまざまな面でもより多くの人に早稲田スポーツのすごさ、魅力を伝えられるよう努力したいです。またサークルの方では、東京オリンピック2020に向けて、早スポ(早稲田スポーツ新聞会)の強みを生かすことのできる、早稲田大学のアスリート取材を強化していきたいと思っています。