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WAPボランティア・地域貢献活動プログラム 柔道部が岩手県立宮古高校で合同稽古を行いました(7/31~8/3)

柔道部では毎年、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震にて被災した岩手県宮古市において、同校柔道部での合同稽古を通じたボランティア活動を行っています。本年も8月1日(水)〜3日(金)の3日間で7名の部員が参加しました。

小谷亮輔選手(スポーツ科学部2年)は、以下のような感想を述べています。

◆期間:7月31日(火)~8月3日(金)
◆場所:岩手県立宮古高校
◆参加人数:7名

1日(水)と2日(木)は高校生との合同合宿にて柔道指導を行い、3日(金)は津浪による被害が大きかった宮古市田老町へ向かい、宮古観光文化交流協会による「田老の学ぶ防災ガイド講習」を受けました。

柔道指導は、宮古高校をはじめとした計8校の合同合宿にて、2日間行いました。初日は先生方のご要望もあり、指導という形ではなく高校生と一緒に柔道に打ち込みました。そして初日の練習内容を踏まえ、2日目は終日、技術指導を行いました。午前の寝技は佐藤(3年生)、木村(2年生)、仲島(1年生)の3名が指導にあたり、午後の立ち技指導は、平沼(4年生)、上領(4年生)、高波(3年生)の3名の上級生が中心になって行いました。部員たちの指導に対し、高校生も積極的に質問をしたり手本をお願いしたりして、熱心に取り組んでいました。高校生にとって、レベルの高い大学生との練習は、刺激があり意義深い時間であるように思われました。同時に、大学生にとっても、柔道を通じて高校生と交流できたことは貴重な経験となりました。

「田老の学ぶ防災ガイド」は、宮古市観光文化交流協会による取り組みです。実際に現地でガイドの方の話を聞きながら、津波の被害が甚大だった田老地区の当時の様子や復興のプロセスを伺い、命や震災について考えさせるものでした。特に印象深かったのは、被災が大きかった田老観光ホテルに足を運び、実際の津波の映像を撮影された部屋で鑑賞したことです。その映像は報道機関には公開されていなく、このガイドでしか鑑賞できません。自分たちがいる部屋からの映像のため、リアルに津波の恐怖を想像することができ、「実際に足を運ぶ」ということの大切さを学びました。また、個人的にはガイドの方による「現地における対応の矛盾、報道と実態との格差」等、感情が込められたお話にはとても考えさせられたことが多かったです。

今回の活動を通じて、参加した部員全員にとってかけがえのない有意義な体験ができました。これからも被災地のことは決して忘れず、引き続き部として継続的に関われるような関係構築を築きあげていきたいです。

早稲田アスリートプログラム

早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員が早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。

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