9月7日~9日に神奈川・横浜国際プールで日本学生選手権(インカレ)が開催され、早稲田勢6選手が9種目で優勝しました。また総合順位では男子が3位、女子が2年ぶりシード権獲得となる7位となりました。
井上奨真主将(スポ4=県岐阜商):男子400m自由形 優勝
全選手で一番の反応速度でスタートを切ると、終盤の猛追を0秒16差で振り切りタッチでの勝負を制して、自身初となる個人種目でのインカレ優勝を達成しました。一年間チームを牽引した井上主将の優勝は、その後に出場する選手やチームに勢いを与えました。
幌村尚選手(スポ2=兵庫・西脇工):男子200mバタフライ 優勝
200mバタフライはアジア大会でも銀メダルを獲得し自身が最も得意とする種目です。レースはパンパシフィック選手権代表同士の一騎打ちとなりましたが、残り50mで一気に逆転し、この種目でのインカレ初優勝を飾りました。
渡辺一平選手(スポ4=大分・佐伯鶴城):男子100m/200m平泳ぎ 優勝(個人種目2冠)
大会初日の100m平泳ぎで優勝し、同種目大会3連覇を達成しました。また最終日の200m平泳ぎも制し個人種目2冠を達成しました。さらに、男子リレー3種目にも出場していずれも表彰台にたち、チームの総合3位に貢献する大車輪の活躍を見せました。
渡部香生子選手(スポ4=東京・武蔵野):女子100m/200m平泳ぎ 優勝(個人種目2冠)
最後となるインカレで個人種目2冠を達成し有終の美を飾りました。またリレー種目と合わせて3日間で10レースに出場するフル回転で女子2年ぶりシード権獲得に貢献し、「インカレの重みを1年ごとに分かってきて、今年が1番濃い三日間だった」と振り返りました。
竹内智哉選手(スポ2=神奈川・湘南工大付):男子200m/400m個人メドレー(個人種目2冠)
昨年3位入賞の200m個人メドレーでは、残り50mまで上位3選手が0.1秒差にひしめく大混戦を、得意の自由形で抜け出しインカレ初優勝を飾りました。400m個人メドレーでは後半に勝負をかけるレースプランで挑み、前半は5位で折り返すも残り50mでトップに躍り出て一気に突きはなし、個人種目2冠を達成しました。
牧野紘子選手(教1=東京・東大付中教校):女子400m個人メドレー
中学生の頃から全国優勝をしているこの種目に「負けられない」という強い気持ちで臨みました。得意のバタフライでトップに立つと、1度もトップを後続に譲ることなくフィニッシュ。初出場にして初優勝を達成し、大型ルーキーが早稲田のエースに名乗りをあげました。
その他多くの選手・種目でメダル獲得や入賞を輩出し、4年生にとって集大成となるインカレを実りある形で終えました。これからは現在3年生を中心にチームを作り、来年のインカレで悲願の総合優勝を目指します。今後とも早稲田大学水泳部への応援を宜しくお願いいたします。
戦績(メダル獲得のみ)
【1日目(9/7)】
男子400m自由形 井上 3分50秒71【1位】
男子200mバタフライ 幌村 1分56秒08【1位】
女子100m平泳ぎ 渡部 1分07秒47【1位】
男子100m平泳ぎ 渡辺 1分00秒29【1位】
男子4×100mリレー 伊東、井上、渡辺、竹内 3分19秒85【3位】
【2日目(9/8)】
男子100mバタフライ 幌村 52秒53【3位】
女子200m個人メドレー 牧野 2分13秒26【2位】
男子200m個人メドレー 竹内 1分59秒32【1位】
男子4×100mメドレーリレー 大芦、渡辺、幌村、伊東 3分37秒64【3位】
【3日目(9/9)】
女子800m自由形 佐藤 8分37秒78【2位】
女子400m個人メドレー 牧野 4分42秒48【1位】
男子400m個人メドレー 竹内 4分16秒00【1位】
女子200m平泳ぎ 渡部 2分24秒18【1位】
男子200m平泳ぎ 渡辺 2分10秒00【1位】
男子4×200mフリーリレー 井上、伊東、渡辺、竹内 7分18秒26【2位】