7月7日(土)に早慶バスケットボール定期戦(早慶バスケ)と早慶サッカー定期戦(早慶サッカー)が行われ、バスケットボール部男女・ア式蹴球部男女が4試合全てで宿敵・慶応義塾大学に勝利しました。また、今年は新たな取り組みとして、早慶バスケの会場(大田区総合体育館)から早慶サッカーの会場(等々力競技場)まで無料シャトルバスが運行され、部の垣根を越えての競技横断的な集客が行われました。その結果、早慶サッカー男子戦には、今季のJリーグ1部(J1)の1試合平均入場者数1万7634人を200人以上上回る1万7872人の大観衆が訪れるなど、七夕に同日開催された伝統の早慶戦が例年以上の盛り上がりを見せました。
12:30 第76回早慶バスケ 女子 早稲田102-50慶応
この日は高田静主将(スポ科4年=山形市立商)等4名の主力が選抜等に招集され不在でしたが、普段出場機会の少ない選手達が躍動します。序盤からG大西胡桃副将(スポ科4年=茨城・水戸第二)がコートを走り回りリバウンドにも飛び込み4年目の早慶戦への思いを体現し、早稲田は次々と得点を重ねていきます。前半だけで62-20と圧倒すると、最終的に100得点を達成し、ダブルスコアで快勝。連勝記録を31に伸ばしました。
14:30 第76回早慶バスケ 男子 早稲田84-58慶応
第1ピリオド(P)は4点ビハインドとなりますが、第2Pに青森ワッツ特別指定選手としてBリーグでも活躍したエースG長谷川暢副将(スポ科4年=秋田・能代工)が爆発します。華麗なドリブルからのカットインでゴールを量産すると、ファールをもらいながらスリーポイントシュートを決める圧巻の4点プレイもみせ、36-30とリードして前半を折り返しました。第3Pでは早稲田のフルコートプレスが機能し、このPだけで29-7と一気に勝負を決めます。昨年に続く勝利で対戦成績を39勝37敗としました。
15:00 第17回早慶サッカー 女子 早稲田3-1慶応
早慶戦ならではの独特な雰囲気に最初は固さがみられますが、11分にPKを獲得すると、DF渡部那月選手(社学4年=兵庫・日ノ本学園)が落ち着いて決め先制します。22分には、左サイドの崩しからCKを獲得し、ルーキーMF並木千夏選手(スポ科1年=静岡・藤枝順心)が頭であわせて加点しました。後半には途中出場のMF柳澤紗希副将(スポ科4年=浦和レッズレディースユース)がPKを決めダメ押し。終盤1点を返されるも、危なげなく早慶定期戦3連勝を達成し、開始以来の無敗記録を17に伸ばしました。MVPには先制点を決めた渡部選手が輝きました。
18:30 第69回早慶サッカー 男子 早稲田2-1慶応
早慶戦前に前十字靭帯の手術を行ったDF蓮川雄大選手(スポ科4年=FC東京U-18)の思いを背負い伝統の一戦に挑みました。MF相馬勇紀選手(スポ科4年=三菱養和SCユース)は「雄大、強くなって帰ってこい!」など、部員の思いを書いたインナーシャツを着用し、FW武田太一(スポ科3年=ガンバ大阪ユース)は、前日に蓮川選手のスパイクを借りてプレーしました。試合ではその相馬選手と武田選手が奮起します。1点ビハインドの54分に相馬選手がCKを武田選手が頭であわせて同点とすると、さらに75分には再び相馬選手のCKから武田選手が強烈な一撃を叩き込み逆転に成功しました。これが決勝点となり見事早慶戦7連勝を達成、MVPは2得点の武田選手が獲得しました。
両部とも目標である日本一に向け挑戦は続きます。今後とも早稲田大学バスケットボール部およびア式蹴球部へ大きなご声援をよろしくお願いいたします。