6月30日(土)~7月1日(日)に群馬・高崎アリーナで行われた第72回全日本種目別選手権のつり輪で、体操部の髙橋一矢主将(スポーツ科学部4年)が優勝し、つり輪日本一の栄冠を手にしました。
髙橋主将は前日の予選を6位で通過し、上位8選手だけが出場できる決勝へ初めて駒を進めました。決勝では3番目に登場し、各技を丁寧に実施しながら力強さも十分表現します。最後の後方かかえこみ2回宙返り2回ひねりも余裕をもって止め、14.766点をたたき出しました。その後登場した5選手が髙橋主将を上回ることができず、2位とわずか0.033点差の接戦を制しました。
今大会は世界選手権(10月開幕、ドーハ)代表選考会を兼ねており、社会人の強豪選手も多数出場しハイレベルな戦いが繰り広げました。その大会で学生が頂点に立ったことは大変価値が高く、主将のみせた気迫のこもった演技は体操部全体に勇気と勢いを与えました。
今後も髙橋主将、ならびに早稲田大学体操部への応援をよろしくお願いいたします。