6月22日~24日に福岡・穴生ドームで行われた全日本大学王座決定戦(王座)で軟式庭球部男子が団体戦3連覇を達成しました。また、個人戦ダブルスでも船水颯人主将(スポ科4年=宮城・東北)・上松俊貴選手(スポ科2年=岡山理大付)組が優勝を果たしました。
主将まさかの敗戦にも動じず
昨年まで王座団体戦2連覇中の早稲田は、先の関東学生春季リーグ戦(春季リーグ戦)で完全優勝を果たしており、優勝候補の一角として王座に臨みました。明治大学との決勝では、1番の長尾景陽選手(社学3年=岡山理大付)・松本倫旺選手(スポ科3年=熊本・済々黌)組が幸先よく勝利します。しかし、続く全日本シングル王者の船水主将がまさかの敗戦を喫し、会場内が騒然となりました。それでも、ここで3番の上松選手・内本隆文選手(スポ科3年=大阪・上宮)組が5-1で圧勝して流れを引き戻すと、4番のルーキー・高倉和毅選手(社学1年=東京・早実)も勝利し見事3連覇を達成しました。絶対王者・船水主将の敗戦にも動揺せず勝ち切ったことは、結果的に早稲田の底力を証明することとなりました。
アジア大会へ向け価値ある優勝
大会3日目の個人戦ダブルスでは船水・上松組が勝ち進み、決勝戦では中華台北から来た余凱文選手(臺北市大)・林楷華選手(臺北市大)組と対戦しました。船水主将のパワーのあるストロークで相手を乱し、そこに上松がボレーを叩き込み、着実にポイントを重ねて4-2で優勝、見事団体・個人の2冠を達成しました。アジア競技大会日本代表の船水主将・上松選手組は、余選手・林選手組と再戦の可能性があり、前哨戦で手ごたえを得る価値ある勝利となりました。
8月の全日本大学対抗選手権(インカレ)では7連覇に挑みます。今後とも早稲田大学軟式庭球部への応援をよろしくお願いいたします。