4月3日(火)~8日(日)にかけて東京・辰巳国際水泳場で第94回日本選手権水泳競技大会が開催され早稲田のトビウオたちが躍動しました。今大会の男子200mバタフライで初優勝を飾った幌村尚選手(スポ科2年)ほか、渡辺一平選手(スポ科4年)、渡部香生子選手(同)の3選手が派遣標準記録を突破して2位以内に入り、この夏に開催される第13回パンパシフィック水泳選手権大会および第18回アジア大会の代表権を獲得しました。
幌村尚選手が男子200mバタフライ初優勝
幌村選手が男子200mバタフライで初優勝を飾りました。先輩の瀬戸大也選手(平成29年スポ科卒=現ANA)、坂井聖人選手(平成30年スポ科卒=現セイコー)ら五輪メダリストも参加するハイレベルなレースで自己ベストを更新し、昨年の世界水泳で銅メダルに相当する好記録をマークして圧倒的な強さをみせました。
【結果(決勝のみ)】
男子200mバタフライ 優勝(1分53秒79) ★代表権獲得
男子100mバタフライ 2位(52秒04)
渡辺一平選手が男子200m平泳ぎ2位
渡辺選手は自身が世界記録をもつ男子200m平泳ぎで2位に入りました。序盤から世界水泳銀メダルの小関也朱篤選手(ミキハウス)と競り合う形となり、150mでは一旦首位にたつもラスト15mで離されて悔しい2位に終わりましたが、しっかり派遣標準記録を突破し国際大会代表権を獲得しました。
【結果(決勝のみ)】
男子200m平泳ぎ 2位(2分08秒86) ★代表権獲得
男子100m平泳ぎ 3位(1分00秒27)
男子400m個人メドレー 5位(4分16秒29)
渡部香生子選手が女子200m平泳ぎ2位
渡部選手は3位までが派遣標準記録を突破するハイレベルなレースで2位に入り、2年ぶりの国際大会代表権を獲得しました。女子100m平泳ぎでは3位で代表権を獲得できずレース後には悔し涙も見せましたが、今大会の最後に見事世界への切符を掴み取りました。
【結果(決勝のみ)】
女子200m平泳ぎ 2位(2分22秒90) ★代表権獲得
女子100m平泳ぎ 3位(1分06秒60)
女子50m平泳ぎ 3位(51秒05)
また今大会では竹内智哉選手(スポ科2年)が男子400m個人メドレーで3位に入ったほか、男子200m個人メドレーでも大幅に自己ベストを更新し5位に入る等大躍進を遂げました。5月に行われるジャパンオープンの結果次第では国際大会代表権獲得の可能性も残されており、今後更なる活躍が期待されます。
この夏世界に挑む幌村尚選手、渡辺一平選手、渡部香生子選手、ならびに早稲田大学水泳部への応援をよろしくお願いいたします。
■第13回パンパシフィック水泳選手権大会(2018年8月9日~12日/日本・東京辰巳国際水泳場)
■第18回アジア大会(2018年8月18日~24日/インドネシア・ジャカルタ)
(幌村尚選手)
(渡辺一平選手)
(渡部香生子選手)