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WAPボランティア・地域貢献活動プログラム 『視覚障がいのある方のための伴走ボランティア』活動報告( 3/4・3/11・3/18・3/25 )

競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動の一環として「視覚障がいの方のための伴走ボランティア活動」を部員に広報し、参加を募っています。3月には4回実施し、8部の体育各部から77名の部員が参加し、伴走を通じて視覚障がいのあるランナーの方々との交流を行いました。

3月25日撮影

伴走ボランティアとは

  • 開催日
    毎週日曜日 午前9:30~12:00
  • 会場
    代々木公園(渋谷区)
  • 概要
    視覚障がいのある方のランニングのペースにあわせて伴走する
  • 主催者
    第1日曜日:日本盲人マラソン協会
    第2/3/4/5日曜日:アキレスインターナショナルジャパン
    第3日曜日:東京視覚障害者ランニングクラブ

活動報告

<3月4日(日)競走部・少林寺拳法部>


<3月11日(日)水泳部・競走部・ゴルフ部・少林寺拳法部>


<3月18日(日)剣道部・競走部・応援部・ラクロス部>

<3月25日(日)ア式蹴球部>

毎年、この活動に参加するア式蹴球部2年の浅沼英里子選手(地域貢献活動担当)は「今回の伴走ボランティアで、私は知的障がいのある方と一緒にランニングを行いました。視覚障がい者との伴走を行った前回と比べ、コミュニケーションをとることが難しかった面もあったのですが、コースを誘導する私の声掛けなどにはしっかりと耳を傾けてくださり、桜満開の代々木公園を二人三脚で気持ち良くランニングすることができたと思います。私が伴走を担当した方は、非常にしっかりとした足取りで約8キロを走られたので、正直感心してしまいました。それと同時に、下を向かず常に前を向いて走るその姿に私自身も勇気や元気をいただくことができ、感謝の気持ちで一杯です。こうして、ランニングに限らずスポーツを通して、様々な境遇の人々がお互いに繋がることのできる素晴らしさに改めて気付くことができました。また、人と人とがコミュニケーションをとる上で大切なことは、『相手を思いやる気持ちを持つこと、同じ空間や同じ時間を共に過ごすこと』であることを再確認する良い機会にもなりました。この『伴走』という形で障がい者の方々とコミュニケーションをとることができた貴重な体験を、今後の日常生活にも活かせるよう日々過ごていきたいと思います。街中で困っている人を見かけたら、さりげなく声を掛けることができる思いやりのある人になりたいと感じました」と語っています。

また、山田彩未選手(スポーツ科学部3年)は、「快晴で桜も満開で、走るには最高の日になりました。練習では、目をつぶり、視覚障がいのある方の気持ちになって走りました。まず、音に敏感になりました。また、どのくらい自分が進んでいるのか分からないので怖くてたまりませんでした。私は、今回で4回目の伴走体験でしたが、この日はフルマラソンを3時間30分で走ってしまう、元気いっぱいの全盲の方でした。マラソン以外にも登山等、たくさん体を動かすことが好きだと語っておられました。『登山は平坦でもないし、ボコボコの道ばかりで怖くはなかったんですか?』と伺ったところ、『怖いに決まってるよ。でも、やらないで諦めることの方が僕はいやですね』という非常に前向きな言葉が返ってきました。素敵な考えだな、と思いました。毎年、こうして伴走活動に参加し、様々な方々からお話を伺い、自分にとってプラスになることばかりの学びの経験をさせていただき、、今後、日々の生活の中にも活かしていきたいと思います」とも語ってくれました。

早稲田アスリートプログラム

早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員が早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。

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