11月16~19日に神奈川県の葉山沖で行われた、「全日本スナイプ級選手権(全日本スナイプ)」で永松礼選手・神宮泰祐選手組が優勝し、社会人を含めた日本一のスナイプセーラーに輝きました。
安定した実力を発揮
4連覇を逃した全日本インカレから2週間。新体制で最初の大会となる全日本スナイプに「この大会で結果を残さないといけない」と強い気持ちで挑みました。前半2日間を安定した走りで全レース1桁順位を獲得し5位で折り返すと、3日目には強風の中、3位にまで順位を押し上げました。
運も味方に
最終日、1,2位とは大きく開いた3位から残り3レースに挑みました。しかし、この日最初のレースで1位となり、さらには1,2位だった艇にそれぞれ反則、トラブルが発生。ここで一気に点差を縮めることに成功し、優勝も狙える位置につけ最終レースを迎えました。
大胆な策で奇跡の大逆転
そして運命の最終レース。スタートで出遅れると第1上マークでは20位と絶望的な状況となります。しかし、ここで陸から吹く不安定な風を予測し、思い切ったコース取りを選択すると、これが功を奏し一気にトップに躍り出ました。そのままトップで最後のフィニッシュラインを越え、見事全日本チャンピオンに輝きました。
創部史上初の快挙
全日本スナイプで学生が優勝するのは11年ぶりとなります。また、8月の全日本470級選手権では岡田奎樹主将(スポーツ科学部4年)が社会人選手とのペアで優勝しており、470級、スナイプ級のチャンピオンが共に現役早大生となりました。これは創部史上初の快挙となります。
今大会の結果を追い風に、再び全日本インカレのタイトル奪還に挑む早稲田大学ヨット部への応援をよろしくお願いいたします。
*試合の詳細、選手へのインタビューなどは下記をご覧下さい。
全日本インカレでの悔しさをバネに、永松・神宮組が悲願の日本一!(早稲田スポーツ新聞会websiteに移動します。)