11月18日(土)に三ツ沢公園陸上競技場で行われた第91回関東大学リーグ戦2部最終節で、早稲田大学ア式蹴球部は、国士舘大学に3-2で勝利。最大勝ち点差8をひっくり返しての逆転優勝とともに、悲願の1部昇格を達成しました。
勝てば優勝と1部昇格が決定、負ければ他大学の結果次第で2部残留となる天国と地獄を分ける大一番。早稲田大学は今季2度対戦し、いずれも苦杯を喫している首位・国士舘大学との一戦に臨みました。
先制は早稲田大学。22分にFW飯泉涼矢選手(スポーツ科学部4年)が2戦連続ゴールを決めました。しかし、7分後にPKを決められ同点に。その後、36分にDF熊本雄太選手(スポーツ科学部4年)のこちらも2戦連発となるゴールで再びリードを奪い、2-1のまま前半が終了しました。
後半に入ると押し込まれる場面が増え、52分に失点を許してしまいます。試合は同点のまま終盤へ突入しましたが、78分に左サイドを突破したMF相馬勇紀選手(スポーツ科学部3年)がPK得ると、自ら冷静に決めこれが決勝点に。試合終了間際には国士舘大学の猛攻を浴びましたが、全員が最後の最後まで力を振り絞り、チーム一丸となってゴールを守り抜き、3-2のまま試合終了。優勝と1部昇格を告げるホイッスルを迎えました。
屈辱の12年ぶりの2部リーグ降格から一年。古賀 聡監督(平成4年教育学部卒)、鈴木準弥主将(スポーツ科学部4年)を中心につくり上げたチームは、宣言どおり、一年での1部リーグ復帰を、ライバルを破っての逆転優勝という最高の形で結実しました。
来年から再び舞台を1部に移し、戦いは続きます。今後も早稲田大学ア式蹴球部への応援をよろしくお願いいたします。
(写真提供:早稲田スポーツ新聞会)
*試合の詳細、選手へのインタビューなどは下記をご覧下さい。
涙の逆転優勝、そして1部昇格。『古賀ワセダ』有終の美を飾る!(早稲田スポーツ新聞会websiteに移動します。)