テニスの団体戦日本一を決める戦い、全日本大学対抗王座決定試合(王座)。10月13日(金)の女子決勝で庭球部女子が筑波大学を5-0で破り優勝、王座12連覇を達成しました。更に翌日14日(土)の男子決勝で庭球部男子が慶應義塾大学を8-1で破り優勝、王座13連覇を達成しました。アベックで王座12連覇の快挙となります。
「女子部:すぐりし精鋭25名でつかんだ12年連続日本一」
慶大日吉蝮谷コートで行われた女子決勝の相手は筑波大学。リーグ戦では辛勝だった相手に劣勢も予想されましたが、ダブルスで細沼千紗女子主将(スポ科4年)・清水映里選手(スポ科1年)組が幸先よく勝利。更に上唯希選手(スポ科3年)・大矢希選手(スポ科3年)組が全日本学生選手権チャンピオンである強豪ペアに価値ある勝利をあげチームを勢いづけました。ダブルスを2-0でとり、日本一まであと一勝として迎えたシングルスで細沼主将が勝利し、この瞬間早稲田大学庭球部女子の12年連続日本一が決定しました。更に、上選手、清水選手がシングルスで勝利し、計5-0での完勝となりました。
「男子部:早慶戦を制し13年連続日本一」
早大東伏見三神記念テニスコートで行われた男子決勝の相手は宿敵・慶應義塾大学。ダブルスを2-1で終えると続くシングルスでは千頭昇平選手(スポ科1年)、小林雅哉選手(スポ科2年)が連勝で優勝に王手をかけます。ここでルーキー田中優之介選手(スポ科1年)が、同じ状況で敗れてしまったリーグ戦の借りを返すべく、1年生らしい伸び伸びとしたプレーで相手を翻弄し見事勝利、王座13連覇を決めました。優勝が決まった後も出場した3選手全員が勝利。特にエースの島袋将選手(スポ科2年)はこれまで一度も勝ったことの無い慶応のエース・上杉海斗選手から初勝利をあげ、早慶エース対決を制し優勝に華を添えました。
「集まり散じて人は変われど」
チームを支えた4年生は今大会をもって引退となりますが、早稲田大学校歌3番で「集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光」と歌われるがごとく、庭球部は新たな体制・メンバーで2018年シーズンも更なる王座連覇に挑みます。挑戦を続ける早稲田大学庭球部への応援をよろしくお願いいたします。
(写真提供:早稲田スポーツ新聞会)
*試合の詳細、選手へのインタビューなどは下記をご覧下さい。
(早稲田スポーツ新聞会websiteに移動します。)
男子:「俺たちが王座だ」!13連覇達成!/全日本大学対抗王座決定試合(10/15)
女子:苦境乗り越え、12年連続日本一の快挙!/全日本大学対抗王座決定試合(10/16)
【全日本大学対抗王座決定試合】王座男子コメント全集 (10/16)
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