競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動の一環として「視覚障がいのある方のための伴走ボランティア活動」を部員に広報し、参加を募っています。2017年6月~7月の間に9回実施し、9部の体育各部から延66名の部員が参加し、伴走を通じて視覚障がいのあるランナーの方々との交流を行いました。
伴走ボランティアとは
◆開催日
毎週日曜日 午前9:30~12:00
◆会場
代々木公園(渋谷区)
◆概要
視覚障がいのある方のランニングのペースにあわせて伴走する
◆主催者
第1日曜日:日本盲人マラソン協会
第2/3/4日曜日:アキレスインターナショナルジャパン
第3日曜日:東京視覚障害者ランニングクラブ
活動報告
<6月4日(日)競走部・自動車部・航空部・ワンダーフォーゲル部>
<6月11日(日)競走部・ワンダーフォーゲル部>
<6月18日(日)競走部>
<6月25日(日)ワンダーフォーゲル部・ラクロス部>
<7月2日(日)競走部・フェンシング部>
<7月9日(日)弓道部・競走部・ボクシング部・フェンシング部・ラクロス部>
<7月16日(日)競走部・フェンシング部・自動車部・ワンダーフォーゲル部>
<7月23日(日)競走部・フェンシング部・ワンダーフォーゲル部・少林寺拳法部>
7月の伴走活動に参加したラクロス部副務の麓安都美さん(文化構想学部3年)は、「以前から、視覚障がいの方を駅でお見かけする度に、もどかしい思いをしていました。一言、『何かお手伝いしましょうか?』と声をかけるだけなのに、それができませんでした。そんな自分を変えたくて、伴走ボランティアに参加しました。みなさん気さくで元気な方ばかりで、緊張している私を逆に気遣ってくださり、リラックスして走ることができました。ボランティアというと、どこか『してあげる』と思いがちですが、こちらが元気をもらえたり、新しい視点に気付くことができます。また、自分の考え方を見つめ直すかけがえのない時間になります。これからも継続的に参加していきたいです」と語っていました。
早稲田アスリートプログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。