2月4日(土)、競技スポーツセンターは、「第17回コーチ・サミット」を開催しました。「チーム力の強化」をテーマとして掲げ、体育各部38部、2付属校から71名の監督、コーチが参加しました。
コーチサミットとは
競技スポーツセンターでは、早稲田スポーツの競技力向上を目指し、体育各部の指導者を一堂に会して「早稲田大学コーチ・サミット」を年2回開催しています。早稲田大学体育各部44部と付属系属校の監督、コーチを対象に、毎回テーマを設定して各界専門家によるセミナーをはじめ、体育各部のケーススタディーなど、情報共有を行っています。
第一部
『2020年に向けた日本代表チームの強化』
講師:東野智弥氏(日本バスケットボール協会理事・技術委員長、バスケットボール部OB)
東野氏は本学卒業後、アンフィニ東京(現 埼玉ブロンコス)の選手として活躍しました。その後は、アメリカと日本で指導者として目覚ましい実績をあげ、2016年5月にJBA(日本バスケットボール協会)技術委員長に就任しました。就任後すぐに、データ分析を徹底的に行い、リーグ内の各チーム、リーグ、連盟が一体となってベクトルを世界に向ける協力体制を構築し、日本バスケット界のダイナミックな改革が現在進行形で行われています。また、チーム力強化のため、コーチ自身も意識を変革して自ら学び、技術向上以外の側面を持ち合わせる等「効果的なコーチングに必要な要素」を講演いただきました。
第二部
バスケットボール部(女子部門)監督の吉田千絵氏から、ケーススタディとして部における様々な取組みをお話しいただきました。
・チームの理念づくり
・明確で具体的な目標設定の立て方
・人や社会とのつながりの重要性
など、現場の声としてわかりやすく語っていただき、指導者間による貴重な情報共有の機会となりました。
その後、今回初めての企画として、グループディスカッションを行いました。