山口頌平主将(スポ4=長崎・大村工)
――きょうがこのチームで戦う最後の試合となりましたが試合の前どのような話をされましたか
日本一目指してずっとやってきて、きのう負けてその目標はかなわなかったんですけど最後1試合残ってるから、自分ら天皇杯(ファイナルラウンド)もないのできょうが最後ということで勝ってメダルを持って帰ろうという話はずっとしてたのでそれがかなってよかったと思います。
――MIP賞取られましたがお気持ちをお願いします
あれはまあキャプテンというのもあるんでしょう。自分はセッターなので直接点数に絡むようなプレーはできないんですけど、みんなが必死にレシーブしてくれて、思い切りスパイク打ってくれた結果だと思っているのでみんなに感謝したいと思います。
――主将として臨んだこの1年を振り返っていかがでしたか
春リーグとか特にスタートがうまくいかず、負けが続いたり本当にきつい1年でした。キャプテンとしても試合だったり練習の中でいろいろみんなにきついこと言ったりだとかあって、大学4年が一番悩んだり苦しんだり1年でした。でも、こうやってみんなで最後に笑顔で喜びを分かち合えて、目指してた色とメダルの色は違いますが、メダルを持って帰ることができたので1年頑張ってよかっなと思います。
――4年間一緒に戦ってきたチームメイトに何か言いたいことはありますか
こんなキャプテンでしたけどよくついてきてくれたと思うし、逆にみんながいたから自分もキャプテン続けられたというのもあると思うのでみんなに感謝したいと思います。
――最後に全国3位に輝いた今のお気持ちをお願いします
日本一には届かなかったし、メダルの色も目指してたものとは違いましたけどそれ以上の価値があると思います。最後、悔いなく戦って、いいかたちで終われたということが本当に良かったと思います。
【早稲田スポーツ新聞会より一部抜粋】