山口頌平主将(スポ4=長崎・大村工)
――きょうの試合を振り返っていかがでしたか
きょう試合する時点で目標にしていた優勝の可能性は消えていて、目標とは違いましたが、自分ら4年生としても最後のリーグ戦ということで楽しみながらとやってきたことを全部出すという気持ちでやりました。サーブとかもジャンプサーブ陣にミスがあっても今までは入れてミスということが多かったんですけど、きょうは攻めてのミスでした。攻めて入るケースも多くて、思い切り攻める気持ちを持ってチーム全体で戦えていけたのかなと思います。
――サーブで攻めて相手を崩し、早大のペースで試合を進めることができる場面が見られました
(相手は)一人一人のスパイカーの力という面では向こうの方が上だと思うので、サーブで崩さなければなりませんでした。20点くらいまでは良い勝負でリードした展開で戦えるんですけど、終盤の甘さというか自分たちで(点数を)吐き出すところがありました。手応えはあったのですが最後の詰めの部分だとか本当の強さという面で向こうの方がまだ今の時点では上だったのかなと思います。
田中健翔副将(スポ4=熊本・鎮西)
――きょうの試合にはどのような対策をして臨まれましたか
石川選手(祐希、中大)がすごいということは、誰がみても分かることだと思うのですが、終盤は彼で切ってくるということは分かりきっていました。なので序盤で他の選手をどれだけ止められるかということが終盤まで持ち込むカギでした。そこまで達しないと戦えないので、石川選手も重要ですが他の選手を序盤にしっかり止めておこうというのが対策でした。
――実際にきょうの試合を振り返っていかがですか
他の選手がもうなすすべがないという感じで、終盤の石川選手も止めきれなかったということで、自分たちが終盤で決めきれなかったということが敗因だと思います。
【早稲田スポーツ新聞会より一部抜粋】