競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動の一環として「視覚障がいの方のための伴走ボランティア活動」を部員に広報し、参加を募っています。8月は、4部の体育各部から27名の多くの部員が参加し、伴走を通じて視覚障がいのあるランナーの方々との交流を行いました。
伴走ボランティアとは
◆開催日
毎週日曜日 午前9:30~12:00
◆会場
代々木公園(渋谷区)
◆概要
視覚障がいのある方のランニングのペースにあわせて伴走する
◆主催者
第1日曜日:日本盲人マラソン協会
第2/4/5日曜日:アキレスインターナショナルジャパン
第3日曜日:東京視覚障害者ランニングクラブ
活動報告
8月も、今まで伴走活動を経験したことがない多くの部員がボランティアに参加しました。毎回、集合後に1周1.8キロメートルの試走を行ってコース進路を確認します。朝礼と準備体操後に、事務局よる障がいのある方々とのマッチングが行われ、伴走活動がスタートします。部員たちは障がいのあるランナーと約50センチメートルの伴走ロープを握り合い、学生生活やスポーツ、音楽や趣味、将来の夢など、日々の生活についての会話を楽しみながら走ります。
<8月7日(日)バレーボール部10名・競走部1名・ボクシング部1名>
参加したバレーボール部の藤井絵梨さん(人間科学部1年)は、「伴走者という役割は、ボランティアの声による情報発信が重要なため、最初は不安でたまりませんでした。私は必死で障がい者ランナーの目の役割を果たし、十分にランニングを楽しんでほしいと努めていました。しかし、ロープ1本でつながっているだけであるにも関わらず、私自身が必死になっている姿が見抜かれ、逆に私のほうが楽しませていただくような活動になってしまいました。障がい者のための道案内、安全管理はもちろん大切ですが、共に楽しんだり、小さなことでも目標を共有したり、たくさんコミュニケーションをとって信頼関係を構築することが重要な役割であることを実感できました」と語っていました。
<8月14日(日)バスケットボール部15名>
WAPボランティア・地域貢献活動プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。