山口頌平主将(スポ4=長崎・大村工)
――準優勝となりましたがいまのお気持ちをお願いします
春リーグ(春季関東大学リーグ戦)勝ってた相手ですが一つ一つのプレーの精度の差が出てしまったのかなと思います。
――きょうの試合にはどのようなことを意識して臨まれましたか
日体大がチームとして戦ってくるチームで、自分たちもそれを売りにしているチームです。なので、自分たちもチームとして戦っていきたいというのはあったのですが向こうの方が一人一人のプレーに対する責任を果たしていたと思うし、チームとしての戦い方というのも向こうが勝っていたという結果がきょうの試合には出てしまいました。
――2試合目はデュースの末、逆転勝利となりましたが良かった点はどこだったのでしょうか
ミスが少なかったり、負けてるセットでは勝負どころや序盤にサーブやスパイクでミスが出てしまっていました。そういう部分の差だと思います。
――相手は守備力も攻撃力もあるチームでしたがどのようなことを意識してゲームメイクされましたか
今まで戦ってきたチーム以上にセンターへのマークがすごかったです。逆にこっちはなかなか(相手の)クイックへの対応ができずに終わってしまいました。向こうはこっちがコミットで仕掛けてもどうにかしたりとか決め切ったりするのに対し、自分たちは向こうがコミットして、ガツガツきているのに対し突破口を開くことができなかったです。
――今大会を振り返って得た課題や収穫は何でしょうか
春リーグ6位で終わってしまって、一ヶ月弱で筑波大だったり、東海大という格上のチームに向かっていけました。やることを一人一人がしっかりやれば上位のチームにも勝てるということを一人一人が感じることができたことは大きいと思います。でも、一つ一つのプレーの完成度や丁寧さ、精度の部分で日体大が勝っていたということはみんなが感じていることだと思います。夏場は試合が一時ないですが、暑い夏場の練習ではこの悔しさを忘れずにチーム全体で追い込んだり、取り組んで、秋リーグ(秋季関東大学リーグ戦)日体大にリベンジしたいです。秋リーグに向けてまた頑張ります。
【早稲田スポーツ新聞会より一部抜粋】