5月16日(月)、競技スポーツセンターは早稲田アスリートプログラム(WAP)のキャリア形成支援プログラムの一環として、「WAPキャリア形成支援セミナー~セカンドキャリアを考える~」を開催しました。卒業後もプロフェッショナルアスリートあるいは、実業団にて競技生活の継続を目指す学生5名が参加しました。
開催概要
講演タイトル『ビジネスで通じるトップアスリートスキル』
◆日時:5月16日(月)18:30~20:00
◆会場:早稲田大学戸山キャンパス33号館331教室
◆対象:プロフェッショナルアスリートあるいは実業団にて競技生活を目指す4年生
◆講師:結城耕造氏(1999年 早稲田大学法学部入学・元プロサッカー選手・現在、株式会社ナガセ勤務)
◆企画協力:NPO法人 WASEDA CLUB
元プロサッカー選手によるキャリア形成支援セミナー
『ビジネスで通じるトップアスリートスキル』
学生時代、ア式蹴球部で活躍し、その後プロサッカー選手として9年間、国内(ジェフユナイテッド市原、サンフレッチェ広島)と海外(ドイツ・Fortuna Dusseldorf)で活躍された結城耕造氏をお招きしました。ご自身がプロフェッショナルアスリートとして競争に勝ち続けるために、常にチームにとって必要不可欠な存在として強いリーダーシップを発揮してきた経験から、プロスポーツとビジネスに共通する無形のスキルについてお話しいただきました。共通するスキルとして、「目標設定力」「内部分析力と外部環境分析力」「実行力と改善力」等があることが示されました。また、より良きセカンドキャリアへステップアップするために、今後は「MBA」「英語力(TOEFL・TOEIC)」「司法試験・公認会計士試験」等の資格や特別な業務スキルが競走社会の中を生き抜いていく上で必要になるだろうとアドバイスしていただきました。セミナーはワークショップ形式で進め、参加者も積極的に自分たちの意見を交換しあい、大変有意義な時間となりました。
講演の最後に、結城氏からプロフェッショナルを目指す学生に対し、「恐れることを恐れるな、進め」というイビチャ・オシウム氏(元サッカー日本代表監督・結城氏所属チーム ジェフユナイテッド市原の監督)のメッセージを引用して締めくくっていただきました。
早稲田アスリートプログラム・キャリア形成支援プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員が在学中から卒業後(現役引退後)の姿について深く考える機会を作ります。また、早稲田大学キャリアセンターが提供するキャリア形成支援プログラムに加えて、競技スポーツセンター主催の就職支援行事などを通じて、体育各部部員のキャリア形成を支援します。