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WAPボランティア・地域貢献プログラム「視覚障がいの方のための伴走ボランティア」(4/3・4/10・4/17)「様々な障がいを持つ方とのマラソン大会」(4/29)活動報告

競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動の一環として「視覚障がいの方のための伴走ボランティア活動」を部員に広報し、参加を募っています。4月は、4部の早稲田大学体育各部から37名の部員が参加し、伴走を通じて視覚障がいのあるランナーの方々との交流を行いました。
また、4月29日(金)には、特定非営利活動NPO法人「ゆきわりそう」主催によるマラソン大会が開催され、2部3名の部員が伴走ボランティアに参加しました。

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伴走ボランティアとは

◆開催日
毎週日曜日 午前9:30~12:00

◆会場
代々木公園(渋谷区)

◆概要
視覚障がいのある方のランニングのペースにあわせて伴走する

◆主催者
第1日曜日:日本盲人マラソン協会
第2/3/4日曜日:アキレスインターナショナルジャパン
第3日曜日:東京視覚障害者ランニングクラブ

活動報告

<4月3日(日)ア式蹴球部(女子)30名>

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ア式蹴球部の宮沢里彩選手(スポーツ科学部4年)は、昨年もこの伴走活動に2回参加し、今回は、視覚、聴覚に障がいを持つランナー方の伴走を行いました。「手話をはじめ、身振りや紐を引っ張るなどの合図を用いてコミュニケーションをとりました。最初はなかなか上手く合図やコミュニケーションをとることができず、一緒に走ってくださったボランティアの方に頼ってばかりでしたが、ボランティアの方の見様見まねでランナーの方に伝えていくうちに、自信をもって合図を送れるようになりました。私の少しの判断の迷いやミスがランナーの方々を危険にさらすことになってしまうので、『危険だと判断したら止まる』など、はっきりとした行動が重要だと感じました。私が一番難しいと感じたことは、歩幅やスピード、腕ふりのリズムを合わせることです。性別、年齢、身長、走り方などお互いに違うので、歩幅や足の回転数が違うと腕をふるリズムも必然的に違ってきてしまいます。最初の1~2周目は、全く腕ふりのリズムが合わず手を止めてしまいがちでした。しかし、それではランナーの方が走りにくいので何とか合わせようと工夫し、相手の足のリズムなどをよく見るようにしました。すると徐々に歩幅、リズム、腕ふりなどが合うようになりました」と語っていました。

<4月10日(日)剣道部4名>

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今回初めて参加した剣道部の河村奈穂選手(スポーツ科学部2年)は、「同世代の女性の方のウォーキングのお手伝いをさせていただきました。雑談を含め、学ぶべきことや初めて耳にする話をたくさん伺うことができ、伴走を通じて非常に有意義な時間を過ごすことができました。またボランティアに参加された一般の方との交流もあり、異なる世代の方々と接することのできる貴重な機会でした。今回の活動を通じて自分の視野や価値観が広がり、新たな友人に出会うこともできました。大変貴重な経験になったので、ぜひ皆さんにも伴走ボランティアに挑戦していただきたいと感じました」と感想を述べていました。

<4月17日(日)柔道部2名・ボクシング部1名>

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<4月29日(金)ボクシング部1名・剣道部2名>
(写真左端:一般参加ボランティアとして参加した小泉菜緒さん(本学教育学部2年))

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この日は、車いすの人も電動車いすの人も、歩く人も走る人も、自分なりのゴールを目指して前へ前へ進むマラソン大会『Goal in ゆきわり走』が開催されました。(主催:「特定非営利活動NPO法人ゆきわりそう」)
知的障がいを持つ方(Aさん)との伴走に参加した剣道部女子部の吉岡菜那主務(政治経済学部4年)は、「最初は、Aさんとの会話が全く成り立たないことに焦りを感じ、ボランティアとしての自分に不安を覚えました。何度近付いても離れていってしまうAさんに、拒絶されているのではないかという感覚が私を襲いました。しかし、ウォーキングを通じて、お互いが2人だけという空間に徐々に慣れ始め、次第にAさんも私の質問に対して頷いたり、首を振ったりといった反応を示すようになり、少しの間なら手を繋ぐことも許してくれました。ビニールシートに座って一緒にお昼を食べ、ジャンケン大会で盛り上がる頃には、すっかりAさんをあだ名で呼べるほどの仲になりました。たった数時間の交流であるにもかかわらず、最後の別れは本当に名残惜しく、また来年会いたいという思いが強く残りました。今回のボランティアを通じて、知的障がいの方の感性は私たちと何ら変わりがないこと、そして、会話のない交流における居心地の良さを学ぶことができました。来年、再びAさんと歩ける日を楽しみにしています」と語っていました。

WAP ボランティア・地域貢献活動プログラム

早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。

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