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【漕艇部】荒れる隅田川、エイト無念の沈没・女子は27連覇/第85回早慶レガッタ

部名 漕艇部
日程 2016年4月17日
会場 東京・隅田川
対戦相手 慶應義塾大学

結果Result

【女子エイト】
3分32秒52 【優勝、21/2艇身差】
C:亀本咲季子(人4=埼玉・浦和一女)
S:田口えり花(商3=埼玉・浦和一女)
7:木野田沙帆子(スポ3=青森)
6:木下美奈(スポ3=山梨・富士河口湖)
5:米川志保(スポ2=愛知・旭丘)
4:波多野響子(教4=福岡・東筑)
3:土井鈴奈(教4=埼玉・浦和一女)
2:佐藤紫生乃(スポ4=宮城・塩釜)
B:工藤かれん(スポ2=愛媛・松山東)

【対校エイト】
記録なし 【沈没】
C:藤川和暉(法4=東京・早稲田)
S:竹内友哉(スポ4=愛媛・今治西)
7:石橋広陸(スポ3=愛知・豊田北)
6:石田良知(スポ3=滋賀・彦根東)
5:是澤祐輔(スポ4=愛媛・宇和島東)
4:木金孝仁(社4=東京・早実)
3:伊藤大生(スポ2=埼玉・南稜)
2:東駿佑(政経3=東京・早大学院)
B:内田達大(スポ3=山梨・吉田)

試合後コメントComment

是澤祐輔主将(スポ4=愛媛・宇和島東)※記者会見より抜粋
――きょうのレースで意識したことは
きょうのレースで意識したこととしては、大変な強い順風が吹いていましたので、素早いキャッチと素早いレッグドライブでボディをしっかり飛ばすことを意識してプレーしました。さらにラフコンディションが予想されていたので、オールの高さが低くならないように意識しました。
――報道艇から拝見して艇に水が溜まっていたと思うのですがスタートの時点では
スタートの段階ではほぼ艇に水は入っていなかったのですが、バウサイド側から大変強い波がスタート直後にきていまして、首都高速のあたりで一気にケイオーさんと並んだのですが、そのときに大変強い波をかぶってしまってストレッチャーの上くらいまで波が入り、それで失速してしまいました。
――水を出す判断は誰がしたのでしょうか
そうですね、特に判断ということはないのですが、リガーまで明らかに波がかぶり始めたときから沈み始めたのは分かっていたので、ストロークの竹内(友哉副将、スポ4=愛媛・今治西)がそれに気づいて水をかき出し始めたのではないかと思います。
――きょねんのレースも失格というかたちで負けてしまって、ことしもこのような結果になってしまったことについて
一番思いますのは自分たちが沈没したことによって多くの人たちに迷惑をかけてしまったので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。本来の実力を出し切れずに、きょねんもことしも負けてしまっているのでなんとも言えない悔しさと言いますか、やり切れない気持ちでいっぱいです。
――優勝できずに終わってしまったということに対して率直な思いを
自分が勝てなかったという悔しさももちろんあるんですが、それよりも一緒に乗ってくれた後輩を始め、支えてくれたマネジャー、トレーナーに隅田川で勝利する姿を見せられなかったのが4年間で一番心残りですね。

内田大介監督(昭54教卒=長野・岡谷南)※記者会見より抜粋
――きょうのレースを振り返って
まずこの非常に荒れたコンディションの中、最後まで漕ぎ切ったケイオーさんに敬意を表したいと思います。残念ながらワセダクルーは途中で沈没という残念な結果となりました。その要因は複合的な要因があると思います。ただ技術的な問題だけではないと思いますし、セッティングにも課題があったかな、と。ただこのコンディションは予想されていたことなので、可能な限りのラフコンディション用のセッティングをしていましたが、大きな波を一発くらって艇に水がたまってしまってから全く勝負にならなかったなと。
――きょねんのレースも失格というかたちで負けてしまって、ことしもこのような結果になってしまったことについて
わたくしは昭和53年のときのキャプテンだったんですが、まったくそのときと同じコンディションでして、そのときも監督に、艇を絶対に沈ませるなという指示をいただきました。そのときもこういうコンディションになったので、正直私は37年前の自分のレースと重なったので、勝って欲しかったというのが本音です。しかしながらケイオーさんの様々なスキルが上回った結果に敬意を表したいと思います。
――きょうの天候のコンディションを見て、事前に選手たちにどのような指示を出していたのですか
こういう波の中ではピッチを落としてゆったりと漕ぐと、追い風追い波ですので波の上に乗っかってしまうので、とにかく素早いキャッチをして艇を前に進めなさいと。それがわたしの教訓でして、追い風のときに波と同じスピードで進んでしまいますと波がすべて入ってきてしまうのを経験しましたので、それを上回るスピードで、スピードをなるべく落とさないように、と指示しました。
――できるかぎりの対策をしたということですが具体的にどういった対策か、反省点などあれば
ワセダが使った北斗星という艇の真ん中のポールを引っ掛けるところの棒がケイオーさんは1本なんですけど、ワセダは2本になっていまして、そこに波が引っかかるだろうということで艇の中に波が入らないように、ビニールのシートではなくプラスチック製の板をつけてかなり波対策はしたんですけども、スタートのオンエアを見ると、ケイオーさんはほとんど波を拾っていないのに対しワセダの艇は相当の波を拾っていたのが確認できたので、その部分の対策や改造が必要になってくるのかなと思います。

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