競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動プログラムの一環として「希望の車いす」の活動を部員に広報しました。12月15日には、柔道部3名、航空部2名、ソフトボール部1名が参加しました。
「希望の車いす」とは?
世界中に車いすを必要としている人々は約2,000万人いると言われています。そのほとんどの人々は経済的理由で車いすを購入することができません。一方、日本には使われなくなった車いすがたくさんあります。これらの車いすを無償で提供いただき、丁寧に整備して修理を行い、主に東南アジアの人々に無償で送り届けるとともに「希望」も届ける活動を行っています。
◆開催日
毎週火曜日
午前の部:10:00~12:00
午後の部:13:00~15:00
◆会場
聖書キリスト教会5階
東京都練馬区豊玉北1-12-3
(西武池袋線「江古田駅」から徒歩8分、大江戸線「新江古田駅」より徒歩4分)
◆主催
NPO法人「希望の車いす」
活動報告
いつものように谷理事長によるオリエンテーションの後、3つのグループに分かれてベテランボランティアの方々の指示に従い、車いすのクリーニング作業を行いました。2つのグループは、作業台でやすりとクリーナーを使い、車いすの本体やタイヤ、スポークなどの「さび」「汚れ」が消えるまで丁寧に磨きあげる作業を行いました。もう1つのグループは、プラスチックの桶に水を入れ、その中に車いすの大きなタイヤや小さな前輪を浸してなかなか落ちない車輪の汚れをたわしで磨いたり、タイヤの溝の汚れを落とす作業を行いました。
クリーニングや修復作業終了後、後日、確認作業を行いながら通しナンバーがつけられます。正面、横、後ろと3か所から写真撮影も行われ、その後は丁寧に梱包作業を行います。現地で車いすを本当に必要としている方々に確実に渡されるように、信頼関係のある教会やコーディネーターを通じて届けられます。
WAP ボランティア・地域貢献活動プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自負を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。