競技スポーツセンターでは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献プログラムの一環として、福島県いわき市で開催された3団体(いわき光洋高校、ラビット体操クラブ・レインボー体操クラブ)との「体操交流会」に体操部員19名を派遣しました。
活動報告
今年で3回目になる体操交流会。いわき光洋高校の駒先生(ラビット体操クラブの選手指導員も兼任)から歓迎挨拶をいただき、馬場コーチ指導による準備体操からスタートしました。その後、自己紹介ゲームをして、男子4班、女子2班に分かれての練習を開始しました。
男子は、あん馬、吊り輪、平行棒、鉄棒を中心に、女子は、段違い平行棒、平均台、床、タンブリングトランポリンを中心に指導を行いました。部員たちは、選手一人ひとりに丁寧に指導をしていましたが、同時に教えることの難しさも改めて学びました。
練習終了後、男子大学生によるタンブリングトランポリン、あん馬、吊り輪、跳馬、平行棒、鉄棒にて模範演技を披露しました。
長沼園佳選手(スポーツ科学部2年)は、「昨年、一緒に練習した子供たちが、特に平均台と床が見違えるように上手くなっていた。来年は、私も子供たちの前で披露できるように、1本ずつ質の高い練習を心掛けていきたい」と、また、市川はるひ副務(スポーツ科学部2年)は、「震災や放射能汚染のことを決して忘れず、これからも継続的交流を重ね、いつかこのクラブの子供たちを早稲田の体操場に招きたい」と語っていました。
競技スポーツセンターでは、これからも被災地の復興支援として東北へのスポーツボランティア活動を継続していきます。
WAP ボランティア・地域貢献活動プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自負を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。