ア式蹴球部は、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動プログラムの一環として、6月20日(土)にスペシャルオリンピックス日本・東京サッカーチームの有志アスリート7名及び関係者の方々を東伏見サッカーグラウンドにお招きして交流を行いました。また、交流前には、午後2時30分から開催された「名古屋グランパスエイトU18 vs 早稲田大学」の試合も観戦していただきました。
スペシャルオリンピックスとは?
知覚障害のある人たちの自立と社会参加を応援する国際的なスポーツ組織です。このスポーツ活動に参加する知的障害者のみなさんは「アスリート」と呼ばれ、夏季・冬季を合わせると日本国内では23種目の競技が行われています。今回は「公益財団法人スペシャルオリンピックス日本」(理事長はマラソンメダリストの有森裕子氏)の地区組織の一つで、東京で活動している「認定特定非営利活動(認定NPO)法人スペシャルオリンピックス日本・東京」のサッカーチーム有志メンバーと早稲田大学ア式蹴球部との交流活動によるものです。
開催概要
開催日:6月20日(土)17:30~18:30
場所:早稲田大学東伏見サッカーグラウンド
活動内容:サッカー交流
参加者:スペシャルオリンピックス日本・東京アスリート7名及び関係者7名
早稲田大学ア式蹴球部17名
最初にスペシャルオリンピックスのアスリート7名を2グループに分け、ア式蹴球部員も各グループに加わってパス回しを行いました。アスリートたちは普段、地域の中学校の土のグラウンドで練習を行っているため、人工芝で練習できるうれしさを噛みしめながら、丁寧にボールを回していました。また、学生たちもアスリートたちの名前を呼びながら積極的に声がけし、すぐに親しくなるとともにスキルアップに繋がる指導も行いました。
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続いて、パス~トラップ、そしてシュートという基本練習を繰り返し行いました。アスリートたちも日常的に繰り返し行っている練習であり、全員が見事なシュートを放ち、学生たちも彼らのスキルの高さに感心していました。
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最後は再びグループを2つに分けて学生も加わり、ミニゲームを行いました。アスリートたちは皆、日々の練習において熱心な指導者の方々から的確なアドバイスを受けていると思われます。キレのあるドリブル、セカンドボールへの反応なども鋭く、プレーのつなぎも早くて見事な動きを見せてくれました。学生たちも彼らの巧みなテクニックに驚きながらも、自分たちのレベルも披露しながらゲームを楽しんでいました。途中から、なんと古賀監督もプレーヤーとして加わり、ゲームも大いに盛り上がりました。
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このような交流を通じてアスリートも学生たちも皆、サッカーをこよなく愛する者同志として、心からサッカーを楽しんでいました。活動後、アスリートの代表者から学生たちへお礼と感謝の言葉を伝えていただくと共に、ア式蹴球部社会貢献担当者(山本有一選手:人間科学部4年)も、「このような交流をぜひとも続けていきましょう!いつでも遠慮なく来てください」と語っていました。
WAP ボランティア・地域貢献活動プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自負を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。