競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動プログラムの一環として「視覚障がいの方のための伴走活動」を部員に広報し、参加を募りました。今回は、ボクシング部の部員6名が「伴走活動」に参加しました。
伴走活動とは
開催日:毎週日曜日 午前9:30~11:30
会場:代々木公園(渋谷区)
概要:視覚障がいのある方のランニングのペースにあわせて伴走する
主催者:第1日曜日 認定特定非営利法人日本盲人マラソン協会
第2/4/5日曜日 アキレスインターナショナル・ジャパン
第3日曜日 東京視覚障害者ランニングクラブ
活動報告
この日も、視覚障がいのあるランナー、伴走者をあわせて60名以上の方々が参加しました。今回はオーストラリアからの交換留学生も参加しました。
朝礼後、伴走活動に初めて参加した約15名のボランティアが自己紹介を行いました。その後、事務局メンバーによる伴走教室セミナーが開催され、部員たちも「障がい者ランナーの安全確保と状況説明」「楽しく、楽に走れるようなエスコート」「二人三脚」という伴走者の役割を学びました。
部員たちは皆、うまく伴走できるのか不安に感じていましたが、障がい者ランナーの方々から「腕の振りを無理に合わせようとして、固くならなくて大丈夫!リラックスして走ればいいのです」とアドバイスを頂き、その後は安心して走ることができました。
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ボクシング部の社会貢献担当責任者である秋田主務は、ベテランランナーAさんの伴走を務め、1キロ6分のペースで走り、1周1.8キロメートルのコースを9周、伴走しました。
活動後、秋田主務は「ベテランランナーであり、元気一杯のAさんのペースについていくのも大変でしたが、必死でついていきました。そんなAさんから晴れやかな表情で『おかげ様で凄く楽しかったですよ。是非、また走りましょう』と言ってくださった会心の笑顔が心に残っています。本当に疲れましたが、また参加してAさんと走りたいです」と語っていました。
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WAP ボランティア・地域貢献活動プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自負を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。