競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動プログラムの一環として「西東京市スポーツ支援事業」の活動を部員に広報しました。4月18日、柔道部員4名が今回のプログラムへ参加しました。
西東京市スポーツ支援事業とは?
西東京市障害福祉課が、NPO法人ウーノの会に委託契約を結び実施しているスポーツ教室です。
- 開催日
毎月第三土曜日 午前9:30~12:00 - 会場
西東京市スポーツセンター体育室A - 概要
障がいがある人もスポーツを楽しめるよう、スポーツ指導員の立案した計画と進行管理のもとで、楽しく健康管理を図ることを目的としたスポーツ教室。 - 主催者
NPO法人ハンディキャップサポートウーノの会
活動報告
昨年から、体操部が継続的にこの知的障がいのある方々とのスポーツ交流支援活動に参加していますが、今回は柔道部員4名が初めて参加しました。活動開始前のスポーツ指導員とボランティアによる全体ミーティングの後、参加者の受付のために赤、青、黄色、白のビブスを使って4チームに分けて、部員たちも1人ずつ各チームを担当しました。その後、準備体操として恒例の「西東京しゃきしゃき体操」やランニングで体を温めた後、全員で音楽のリズムに乗りながらバルーン体操を行いました。部員たちも最初はどのようにして障がいのある方々に接すればよいのか不安を感じていたようですが、大きな声で参加者に名前で呼びかけ、積極的に話しかけているうちに互いに打ち解けていくことが出来ました。休憩を兼ねた給水時間中には、指導員の方から障がいのある方々との接し方をアドバイスしていただいたこともあり、あっという間に自己紹介したり握手したりして、当初の不安も吹き飛び、楽しく活動することが出来ました。
今回のプログラムは、準備体操、ランニング、バルーン体操を全体で行い、その後は2チームに分かれて8メートル程度のロープを用いて長縄跳びを行いました。最初はうまく飛べない方々もいましたが、部員たちも必死で縄を回し続け、徐々に上達して10回~20回飛べるようになる方も増え始め、中には100回まで飛べるようになった方も現れ、とても言葉には表せない喜びの瞬間でした。最後の30分間は、参加者自身が自分たちの得意種目であるバスケット、バドミントン、卓球、ビーチボールバレー、ランニングを思い切り楽しむ時間になっており、部員たちもそれぞれに分かれて活動し、心地よく汗を流していました。
柔道部における社会貢献担当の吉野さん(スポーツ科学部4年)は、「とても充実感のある活動で、達成感もあった。今後、柔道部として多数の部員が経験できるようにメンバーを入れ替えつつ、毎月、継続して参加したい」と語りました。
WAP ボランティア・地域貢献プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自負を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。