伴走ガイド活動
競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動プログラムの一環として「伴走ガイド」の活動を部員に広報し、参加を募り、協力しています。4月5日、ア式蹴球部女子部の部員35名が伴走者ガイドボランティアに参加しました。
伴走ガイドとは
現在、3団体が交代で主催されている活動です。
- 開催日
毎週日曜日 午前9:30~11:30 - 会場
代々木公園(渋谷区) - 概要
視覚障がい者の方のランニングのペースにあわせて伴走する - 主催者
認定特定非営利活動法人日本盲人マラソン協会、アキレスインターナショナルジャパン、東京視覚障害者ランニングクラブ
活動報告
はじめに、初心者である部員に対して、伴走歴30年以上で伴走者育成セミナーや指導者養成の講師として活躍されている鈴木邦雄さんから初心者向けセミナーを開催していただきました。「視覚障がいとは?」「伴走者の役割」「伴走方法」の基本を教えていただくと共に、障がい者ランナーへ思いやりを持ち信頼関係を築いていくことの重要性を学ばせていただきました。
その後、部員たちはは互いにペアになってアイマスクを着用し、視覚障がいの疑似体験をすることによって伴走の役割を認識しました。その後、視覚障がい者ランナーの方々に協力していただき、部員全員が交代しながらも実際の伴走ガイド経験をさせていただきました。部員たちは伴走中や給水時に様々な会話をしながら、障がい者ランナーの方々と楽しく交流させていただきました。
参加したア式蹴球部における社会貢献担当者(大島瑞稀さん)は、
「実際に走ってみると、手の振りや歩幅が上手く合わなかったり、普段は気にしない緩やかな登り坂や下り坂などの道路情報をを細かく伝えることがとても難しいことに気がつきました。また、障がい者ランナーの中にはフルマラソンを3時間以内で走る方、1ヵ月に2回もフルマラソンを走ってしまう方、自宅付近では伴走ガイドが見つからないため特急電車で2時間かけてこの練習会に参加されている方など、様々な方々がいらっしゃいます。部員たちは今回の活動を通じて、今まで全く知ることが出来なかった世界に気付かされました。初めて伴走ガイドボランティアに参加しましたが、この貴重な経験を日常生活で活かすとともに、また機会を作って参加したいと思います」と語りました。
WAP ボランティア・地域貢献活動プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自負を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。