後藤禎和監督(平2社卒=東京・日比谷)
――試合の振り返りをお願いします
長い歴史の早明戦ということで、明大は明大のプライド、早大は早大のプライドを持って試合に出るメンバーだけでなく、チーム全員で持ってやろうということを話してきました。具体的な戦術としては明大のFW、特にセットプレー、特にスクラムの部分で負けないこと。また、キープレーヤーであるSO田村煕君、CTB梶村祐介君、NO・8松橋周平君を走らせないということを念頭に置いていました。最初から点を取られしまってどうなることかと思いましたが、前半の中盤から落ち着いて敵陣に入って、早大が押しかけることができたのでペースをつかめたかと思います。後半、守戦に回った場面はキックオプションを使って敵陣にいければ、もう少し良くなったのかと思いますが、これが早明戦なのかと思います。いろいろなプレッシャーがある中で、明大の気迫を受けながら最後まで粘って、そこから1つ、2つトライに結び付けられたのは評価しています。
【早稲田スポーツ新聞会より一部抜粋】