4月20日、早稲田大学相撲場(東伏見)にて、早稲田大学相撲部が「第4回早稲田杯(早大生の相撲大会)」を開催しました。今回は、1年生から上級生まで早大男子学生13名が出場しました。多くの見学者も応援にかけつけました。今回も、相撲部特別参与 デーモン閣下(以下、閣下)を大会審判長としてお迎えして、華やかに開催しました。
はじめに、出場者はまわしを締め、準備体操・練習(四股・すり足・腰割・ぶつかり稽古)を行い、相撲の基礎を学びました。開会式では、選手宣誓があり、閣下のリードのもと、全員が右手を高く挙げ、口伴奏で「パカパン、パカパン・・・」と始まり、高らかに「早稲田大学校歌」を斉唱しました。
対戦はリーグ戦方式での予選に続き、勝利数による勝ち上がりトーナメント戦。力強く前に出たり、上手をとって投げたり、出場者は素人でありながらも、見ごたえのある技と力の対決にギャラリーは興奮。時には、際どい勝敗に物言いがつき、審判団が土俵上で協議し取り直しとするなど、力のこもった技の掛け合いに大きな歓声が沸きました。結びの3番では、閣下の美声による呼び出しも行われ、呼び出された出場者はさらに気合が入りました。熱戦の末、田中寿三郎(教育学部1年)さんが優勝しました。入賞者には、相撲部から記念品、スポンサーからお米、またデーモン閣下からもオリジナル悪魔物品を贈呈されました。
大会終了後は、相撲部関係者、出場者・応援者が、相撲部秘伝のちゃんこを囲んだ交流会も行いました。ちゃんこの食材は、相撲部を支援してくださるスポンサーおよび閣下に、ご支援いただきました。交流会では、相撲や閣下の活動、また早稲田大学のことなどさまざまな話題がのぼりましたが、閣下がすべて丁寧にお答えいただくなど、楽しい時間を過ごしました。
相撲部では、早大生に相撲を体験する機会を提供し、一人でも多くの学生に相撲への興味を持ってもらえるよう、2011年から「早稲田杯」を開催しています。この早稲田杯をきっかけに相撲同好会が設立され、定期的に相撲部と交流を続けています。ある学生は、大会に登録し出場したところ、他大学の相撲部員に勝利する金星を挙げるなど、ワセダの相撲の輪が拡がりはじめています。
早稲田大学相撲部は、2017年に100周年を迎えます。選手、マネージャ―、相撲同好会メンバーともに募集しています。相撲に興味・関心のある方は、相撲部までご連絡ください。
連絡先:相撲部 榊原まで http://wasedasumo-website.com/