奥野景介監督(昭63教卒=広島・瀬戸内)
――東京六大学春季対抗戦を終えての感想は
男女共に総合優勝を狙っていたのですが、それが達成できず残念というのが正直な感想です。ただ良いレースがいくつかありました。例えば中村(克、スポ3=東京・武蔵野)はスプリンターではありますが、バタフライ、自由形を含めてかなり多くのレースを高いレベルでこなしていたこと、瀬戸大也(スポ2=埼玉栄)も若干の疲れもあるんですが、良いレースができていたということは大きかったと思います。さらに主力の選手でもベスト(タイム)を達成するということが少しずつできていたので、収穫点です。主力選手以外でもベストを更新する選手が増えていて、夏に向けて良い材料でした。一方では、リレーで引き継ぎミスという同じ過ちを2回犯してしまって、その点は大いに反省すべきですね。勝負に絶対はありませんが、そういった部分を必ず実行できるようになるまで、私も徹底を図らなければならないという気持ちになりまして、また次から頑張ります。
【早稲田スポーツ新聞会より一部抜粋】